昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

嫋やか

あらがう主観から生える刹那、ささくれから生まれた言葉たちが飛び交い、圧政の最中、倦怠感を抱えた骸たちの象形文字が脅し合い、建築的な妄想の雑感により、似通った価値に拘泥し、カタストロフを生み出す指先から現れた豊かなジレンマ、肥大化する意識的な苦悩から排斥される運命が肥大して、成層圏から生える超巨大な手、凄艶な終焉に現れる確かな愛、悠遠に潜む球体やら、永世中立国として生きたい私は、適当に今や意味を誤魔化し、情念が汲み取る周辺の義務的な競争、中庸を保てずに自壊する自然、自然とは、中庸などは存在せず、ただ、たちまちに現れたことごとくを、自由気ままに包んだり破壊したりして、支配的な奴らが示す差異や答えに寄り添うほどに、歪な信念や事実を持ち上げ、もたらされる罪に寄り添うだけの悲観的な君の身辺、収容された幼稚な軌跡から踏み出し、和むほどに澱み、有するほどに食い込む爪、つくづくに迫るセオリーが林立し、理解を飛び越え、気怠い日常から敷衍するデリカシーもない言葉により停滞する意識、散漫な道理が加速し、収容された意味の中で、けたたましく唸る意思もない君の神経的な上空、周辺に撒き散らかされた毒と偶像、さわやかな月曜の枷、鉛中毒の魚たち、循環していく血の感触、かじかむ今に自覚するものを超越する。