昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愉快

帰って来ようが来まいが、着の身着のまま、時間すらも破棄して、概念をねじ曲げ、呪いなんて無視しますね、と、ねばりつく観念が制限を生み出して、謳われる原理に加速する論理や、類似品やら、貧寒な連中が示唆する時折に捉える言葉に蝕まれ、閉塞感に苛まれ、境目ばかりを生み出す過程やら、停泊することごとくに挿入される悪意のようなもの、妄想ばかりを加工して、かけがえのないものを奪うためのメタファーが降り、裁かれるだけの彼らのリリカルな消耗品、原理的な消費者たちがことごとくを空疎なものに変え、今を生き辛くする。加工された品位で街を闊歩し、乱立する制限や、限界なんかが、今に戒厳令を敷き、混乱する街をぼんやりと眺めて昇華して、詩的な汚穢を片付けて、永遠性がお出迎えしてくれて、暗黒物質と反響して、ブラックホールが歌う宇宙的な歌に心靡いて、停戦やら、停止線やら、退屈やら、窮屈などなどが、脳内で加速して、今に生き難くなってしまうだけの末尾、どんどんと溢れていく刹那、思い出を泳ぐ魚、懐かしむほどに、残虐な連中の気配、たそがれる憂鬱の境目、捕えられた獲物、ノスタルジアで羽化する虫たちが、羽ばたくまでの余韻、インタラクティブな世界である、と、宣言した先では、退屈な一切が刷新され、新たなよろこびを孵化させ、あらゆる悲劇を飛び越えるほどの翅を用いて、自由に飛び回る。