結膜炎
うずくまる君の角度、うばわれた日々は戻って来ないのだと、妥当な位置から漁る理由から、理不尽に回転する日々がいびつにめり込む流動的なメロディーに酩酊して、星で堪能した恋は、汚穢を放ち、孤独なキズを与えるのと、魯鈍な形式を孕む君の尺度、あらがうほどに補填されるのは、みずみずしい暴力性なのかと、世界に加担すればするほどに、擦り寄る動機は、自己とは矛盾していて、虐げられるほどに燃えてくる思いは、理不尽な消費を終えて、緩慢な嘔吐を繰り返し、甘ったるい街では、同じような奴らが騒いでいて、徒らに消費することを、正義だと語りながら、捉える意味は、そこで途絶えて、保身ばかりを促すから、カタストロフも流行るのかと、加算される原理は、明後日の方向を向いて、無機質に歩き出し、絶え間ない対話の中で、形あるものを憎む君に補完される悲観的な観点と、数多のプロセスが合致して、永遠を寄贈するから、するすると乾いたままに進む先々では、機械的なノイズがノスタルジックに入り混じり、冬を比喩してやがるし、焼かれた肌の痕や、あいまいな兆しを葬る矢先で轟音がして、画期的なものなどは、どれもが体系的であり、対価を払うだけの退屈な互換を繰り返しては、いつも何かと同化しなければ、自らすら認識できないようなものに、この命はでっち上げられるわけにはいかないから、労られるよりも、担うよりも、ただ儚く加速して、夜になれば書き換えられるような時間論的な憂鬱に加工され、過去に磔にされ、硬化するだけの儀式的なものから放たれ、意識的に孤立しても、銀河を食して、査定などされず、ただ測られるものなどは、自らの大きさも小ささも知らず、ただ与えられるものに満足するような連中が指導するようなものに占領され、略奪され、抑圧されるよりも、隠遁し、静謐に愛でる。