昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

共闘

贖罪だらけの堕落した部屋、がんじがらめの子宮の中、制限ばかりの浴槽から伸びてくる手、成層圏を突き破る哲学のレーザー光線、ラクシュミーが踊る幻想的な風景、観測史上最大の愛が降り注ぐ曖昧な私情に現れた楽園、炎天下から生まれた希望や、即座に現れる欲望から乖離していく理解やら、怨嗟やらが紡ぐ戒律やら、改ざんされていくだけの値や、枢要なものすらなくなり、度重なるエゴの道具として、迎合されるものだけを崇める君の、偶像を漁るだけの過程や、風で揺らぐトキメキやらが敷衍して、厭世観を突き破って、短絡的なニヒリズムに騙されずに、ニヒリズムの本質には、絶対的な無やら、うやむやにされた夢やら、産まれたからには、生きるべきだ、と、語る論争や、約束を果たさない政治家たちが用いる、制限を持たぬ欲なんかで、世界は、どんどんと淀んで、混沌としているし、降り止まない雨により、根なんて腐りっぱなしだし、打算的な奴らが示す差異や、諍いや災厄、約束やらが屈折して、疑念を孕む君の制御不能な意思から継続される苦しみの波形、経過していくセオリーやらにより、屈折した人々の墓地、数多の粛清の後と、混同している君との駆け引きと、争うほどに現れる憎しみの複製、生成されたニセモノの真実やらが、あたかも正解のように促す答えが縋る答えこそが、君を拘束し、身動きを取られなくする。