昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

伝説

伝説は死んだのだ、と夕暮れに語りかける孤独な背中、背叛し続けてきた結果が、これなのだ、と俯くしどろもどろな憂鬱を超越して、背広から生えた折れた翼を処理して、構造的なビル群を飛び越え、厭世観に苛まれているだけの、窮屈な心を書き換え、朝に悶える寂寞の国での、昇華を終え、疑念ばかりのおもてなしや、約束を守れない政治的な嗚咽や、競争の果てにもたらされる憎しみによる焦土や、本質すら損なわれ、行いの彼方で平伏すジレンマや、慢性的な苦しみによがるだけの、独善的な高尚さや、ささやかな幸せに背叛し続けることにより、より良い答えに導くのであると、ここで、君たちをむしばむ答えを選ぶことにより、固定観念に縛られ、主体性を損ない、ただ、促されるままに、マイノリティに流されるだけの、マジョリティの中での同化や同期により、あたかも、生かされているなどと、項垂れている背中を蹴り上げる快感を知らずに、ただ、知ったかぶりをして、支配されることにより、増していく喜びを感じやすくさせるための、情報に騙され、あたかも、幸せそうな家庭的なものに屠られ、孤独から逃げるために、何かを忘れてまで、手に入れた幸せの煩わしさを、日々誤魔化しながら、生きていることの、何が、生きていることなのだろう?か、という疑問には、気付いていても、気付いていないフリをしながら、促されるままに、受け入れるものを、受け売りして、安請け合いして、手懐けられ、他者から、買い取った、幸せのような靄の中を彷徨いながら、泡沫の祝福を囀る機械的な鳥たちの鳴き声に、右往左往しながら、それしかないから、それだけを受け入れ、何も変えようとはせずに、ただ、与えられたものを、鵜呑みにしては、何が正しいのかすら、わからぬままに、分け与えられたものすらも、まだ、足りないからと、奪い合い続ける先では、子供達の鳴き声や、飽食の時代により、どんどんと無駄に畜殺される動物達の叫び声が反響し、脳内を簡単に破壊してしまう。f:id:jibmfmm:20240323015115j:image