昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

閃光

単なる器に与えられた自我や、時間や主観から生えた木々によじ登り、見えにくいものを、俯瞰から眺め、簡単な観点を切り開き、期待感を孕む原始的な身体に注がれた血液、頭上を回り続ける衛生や、曖昧な質問により、転換期を迎える自分を挟み込む自己憐憫のウソや、短絡的なものに変えてしまう自己啓発のクソ、数多のレイシズムにより、がんじがらめになってしまった学校の中で、汚い機械になるための教育により、聞こえない命令や、見えない強制を受け入れるための、システマチックな傀儡として、規範がなんだの、とうるさく付き纏う正義が生み出す悪意により、新たな罪を培養し、媒介させるために、ばら撒かれたウイルスにより、新たな憎しみを繰り返し利用し、誰かを騙すために、謳われる真実を崇める、幼気な君たちの出力により、狂ってしまった若者たちの、惰性な蛇行を繰り返しては、内面的な憎しみを吐き出し続ける、若者たちの苦しみにも似たようなものが、鳩尾辺りにまで迫り、制限を持ち出す価値観が、新たな偏見を生み出し、裁くだけの不毛な結論に、巻き込まれる私たちは、やがて、清潔な答えを知らずに、ただ、与えられた答えに、あらがうこともできずに、与えられた幼稚なギミックの中で、支払い続けるものに苦しみ、利己的になるほどに、自己の中では諦観し続け、軽快さを失い、誰かに注視するばかりで、自らを振り返ることを忘れ、誰かを叱るように、自らを傷つけ、周りに誰もいなくなっても尚、自らを正し、分かち合うことも知らずに、ただただ、誰かが、何かを行うことが気に食わないような連中が打ち出した普遍性のおかしさに、気付いていても尚、はみ出すことを恐れているばかりでは、何の結果も生み出せない、と告げる君の言葉にすら、縋るつもりはなく、ただ単に、誰かを信じるだけでは、自分ですらもなくなるから、無くしたものを、ただ、追いかけるだけの毎日に、堕落し、滑落してしまうだけであるし、ありとあらゆるものにあらがい、対処するだけの日々では、疲れてしまうだけであるから、誰かが押し付ける物事から逸脱する。f:id:jibmfmm:20240330002317j:image