昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

傍観する冬

星屑降り注ぐ夜にシェイクされる癒えない傷から、加速する十字路へと加工される品位に貧寒なものが突き刺さり、つたない意識は、汚いものを掲げ、邪推し、心証やシンパシーに軋轢を加え、出来合のものを愛し、病み続けるだけに浸る憂鬱に感応する官能的な濃…

汚穢

ギシギシきしむ音が、 夜を蝕み、 朝をむかえて、 記憶に綴る寒さや、 雪でキラキラ光るアスファルトや、 蜃気楼を生み出す、 空気中や、大気中の離別が迫り、 惑溺する夏に、 あらゆる苦悩をくぐらせる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 資本的に懐柔に住まうものが、信用を謳い、怠慢なものや、対比するほどに、対面するものを恐怖に思い、複製されるだけの価値へと偏るだけの陰湿な世界へと偏り、懐疑的な日常に、敵意を用い、本質を汚し、汚されるほどに、形骸化…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 漠然とした意識から、すなどる良い形式すらも、今を奪うだけに至る観念に変わり、ただ、幼稚なものが従える意識的な普遍性こそが、いちばんの不潔である、と宣言する者こそ穢れたものであるのだ、と妥当な者が騙るカタルシスに見…

世界との総和

さえずる時の声や、哀願するだけの陥穽に嵌った、災いにたむろする傍観者や、約束を裏切り、均衡を打ち破り、幼稚な理想を掲げ、意味に昏倒し、倦怠感を促し、理由を持ち上げ、もたげる意味に屈従するほどに、魯鈍な意思を吐き出し、かかわるほどに、論理に…

経験と愚かさ

凡庸で、愚鈍な低劣さに反旗を翻すのが、哲学であり、低脳で杜撰な輩が支配する社会の配下や、傀儡として蠢めくよりも、劣等感をかかげ、短絡的なルサンチマンへと陥る愚物が、むごたらしく吐き出す真実も、シナリオに沿った汚物にしか過ぎず、誰かが騙る汚…

愉快な創造

淫靡な結末を屠る、 絵画的な軋轢から、 疎外感に韜晦していく、 意識的な憐れみに 負担されるだけの 悲嘆の淡彩に 入り混じる苦悩へと、 能動するような、 退廃的なモジュールが、 進化を妨げ、 深夜に蠢めく、 過去からの軋轢に 服従する真理に 妨げられず…

かかわるものすべて

次々と存在とは、不確かなものになり、担う意味も、背負う是非も邪魔になり、存在自体の軽薄さに捕まり、身動きも取れずに、取り繕う意味や、戸惑うだけに、統合される正常さを、押し付けられ、倦怠感を抱え、物事を卑下し、意志に囚われ、力の使い方を誤り…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 同じような景色に同化し、形式に嵌め込まれるだけの世界を、世界として認識するほどに、生み出される答えへと打算されるものを垂涎し、同じような者が、同じような者を愛するだけの世界を、世界として認識する誤りに気が付くほど…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 最後に笑い続けるものだけが、価値になるのだ、と妥当なものを形式的なものに収めるだけの価値に蛇行し、独占欲を用い、何かを専横するだけに至る経路や、快活な動機を失い、道理を用い、理屈を捏ねるだけに、構造的なものへと陥…

閉ざされた意味を開く言葉

哲学とは、閉じたものや、暗鬱と孤独に行われるものではなく、軽快に軽々と乗り越え、活気にあふれ、情熱的に書き換える優雅さを用い、創造的に塞ぎ込んだ理由を飛び越える。希望とは、利用されるだけに至り、抱える意味を、散漫に支払い、緩慢に痛みを分散…

モネの腹中

ぐーぐー鳴る腹の 偶像や、偶然をつきつける 淡彩や、闇夜に散りばめる 感情などをしりぞけ、 ロケットみたいに 飛び立つ優しさは、 やがて経路を失い、 乖離し、理解を含まずに、 暴力的な闇におちいるものです。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 行動に疎外され、孤独な鼓動が鳴り響く原野に、叶うものすら無いから、この、孤独と対峙し続ける先に生まれる創造性の装甲を厚くし、かかずらう意識に反証されるものに反撥し、蔓延る悪意や、独善的な住まいへと移行していくだけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らの意志をも飛び越えるような者が模索する先に現れるものを掴み、自らの苦しみを飛び越える先に、現れる確かなものに注がれる価値などを捉え、ただ、与えられる影響が、あてがうものなどは、他者を介し、利己的なこだわりから…

ドロップアウト

世界の端に触れ、発端となるものを唱えずに、何故?と告げる慟哭も、くたびれた明日に現れるエチュードや、悲恋にうずくまるこたえも、裁かれるだけの原理を応用するほどに、束縛され、そぐうものとして、偶像を愛するだけに至る。全壊する意識を傍観し、構…

叙情的な傘

過ぎ去る場面が断続し、弛緩していく感情は、路頭に迷う事無く、言葉数も少なく、因果律から離れ、銀河へと旅立ち、立ちすくむ思いが、恒常的な理論へと陥る以前に、前頭葉を走り抜ける天馬や、勇躍する主観からあふれるものが、物語を硬直させ、引責し合う…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 入り込む意味が、素直さを失い、しいたげるだけに、意味を枷に変え、リアリティーを失い、あいまいな同一化から、同一視するものが、今に虚偽的な理想を授け、預かる意味が、ずけずけと徘徊する。はばめるだけに至り、歩幅を合わ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 大義も忘れ、裏切り、荒ぶる精神は、口唇期に浸り、吸い続ける屈辱を、短絡的な怒りに変え、その、怒りに耽溺し、自らの闇へと陥り、うやむやにされる痛みは、さらなる怒りを増幅させ、君を踊らせる君自身が、孤独を恐れ、魯鈍な…

名残

懐疑的な日常に つなぎ合わされる貪婪なものや、 鈍磨な感情に響くような、 確かな愛も、 思い違いにより、 足かせに変わり、 世界を奪うだけの 結論に至り、 いぶかる先々に、 高圧的に迫る 季節に従事するよりも、 生じるものを、 純粋に愛するという 利己…

きらめく意志

金のにおいしかしない街を越え、因果律に賄賂を送り、時間と空間や次元に阻まれずに、現在を超克し、調律する運命が、確かな音色を放ち、印象にとろけ、吐露する思いは、ノウハウや、ニュアンスや、マニュアルばかりで退屈だから、私は、踏み込んだ意識に、…

帰り着く

ひとつの価値に陥り、 偏る意見で、 何かを蹴落とすよりも、 寛容に受け入れよう、と 努力はするが、 すがるだけに至るような 理由に偏るだけに、 勝ち誇り、 何かを受け入れているようで、 何かを見落とし、 自らを蹴落とす結果に至り、 陥る闇は、 心地よ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛とは、互いに距離を持たず、与えられた影響を、そのまま受け取るのでは無く、与えられる影響を、不器用ながら感じ、分け隔て無く、順序も規律も無く、対象に用いる善悪すら消え去り、互いの支えになるよりも、互いを高め、書き…

規約に反する者

夜通し見つめる火のぬくもりを伝う意識的な都合を合わせるだけの精神世界での対立を終え、偶像崇拝に至るだけの完備された世界へと運ばれる意思的な終わりに蔓延る悪意などを牛耳ろう、ともくろむ独裁的な粛清が迫り、狭まる価値に安易なものを求め、席巻す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 救われるのだ、と報いを求め、受け入れる価値が生み出すカタストロフや、朗唱される真理や、多目的な意味に従属する真偽などにまつわる正義が、平静を謳い、弊害となるだけの自由を用い、自らを隔てる惰性さや、最愛のものを奪わ…

用いられる間

なじる後先に、無情なものが注ぎ込まれ、境目も無く、混濁する意思に判然としない結論に、結合されるだけの散漫な意識に緩和すべき愛も、対話を失い、相互に作用せず、転化していく量と質を謳うだけの価値観に、けちくさい法で加工された人民のプロセスに織…

能動性

そっぽ向いて背き、 注がれるものを蹴飛ばし、 こぼし、偶像崇拝の構造や、 ケミカルな意思の家来どもが 嫌いであるから、 傀儡として生きるよりも、 輝く意志を持って、 用いられるものを ぺちゃんこにし、 機械的な道理に導かれるよりも、 不満や権利を謳…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 無垢なままに触れ合う互いが緩衝へと至り、関わる間から、愛は、身体を捨て去り、苛む思いを消し去り、些細なことで、いらだつ化身や、形式ばったものにひれ伏すだけの思いに与えられる罪から放たれ、自ら選ぶことだけが、自らに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 日常に咲くものを寄せ集め、大きな花束に変えよう、と束縛する過程が、健気に咲く様子をじっと眺め、その間に詰まる結末や、憎しみを捨て、静かに呼吸し、しなびた記憶や、くつがえされた進化論や、井蛙なものが示す屈従の呪文や…

立ち向かう意志

選民思想は、歪んだ価値を生み、最も醜い者を憎むあまりに、自らが、最も醜い者に変わることに気付きもしない。虐げるべきは、どのようなものにも、誰にも存在せず、憎むべきは無く、憎む者を、憎むことが、最もなルサンチマンを生み出す。死とは、認識する…

解放された後

文学をも超える気配が迫る。狭い価値を打ち付ける鉄槌として、文明に反発し、自らの意味だけを捉え、神をも超えた時代に提示すべき愛を、単なる名に陥れぬように創造性を用い、昇華させ、確かな愛へと跪くだけの人間を超えるべく、確かさとは、自らが汲み取…