昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-03-23から1日間の記事一覧

叫ぶ

潜在的に埋め込まれたものが獰猛にうごめく。選択させられたものに動かされることに及ぼす快楽だけが、意味を受注し、正義を生産し、今に制限を生む。即座に抑圧された精神は、意味を遮断できず、迫る意味に利用されるほどにほどこされる意味を追求できずに…

我反する

私は、すぐそっぽ向くに すぐに噛みつくし、 何かを憎むことも知らないから、 何にも干渉しないし、 感覚だけが鋭利なままで 今にままならぬものなどは、 チョキチョキと切るだろうし、 惰性な意識が合わす答え合わせなどを 引っかき回し、 あたかも自分が正…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 物事に生い茂る理想を摘み取るような悪意を蹴散らすべく、あらゆるものは、そなわるままを愛するべきであるし、そこに用いる愛とは名ばかりの愛ではなく、語られるほどに空虚さと空疎なものを巻き込むような愛では昇華しきれず、…

叢生

孤独な羽音をふるわせ、飛躍を遂げるすがすがしい朝に従えるものもなければ、今に隷属し、隷従するだけに至るようなものもなく、今に孤立する思いが、比率などを捨て、対象とするものを放棄した後に広がる存在だけが、優雅に瞬間を閉じ込め、途端につかまえ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 乾燥した身体を潤わすような愛が降り注ぐ。不確かな思いを確かめるような瞬間をなだめ、心ない何かが現れる前に消え去る理由に獅子奮迅していく意識は、主観に取り残されずに、自らの意志を組み立て、あらゆる論理に抗い、今に飛…