昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

叫ぶ


 潜在的に埋め込まれたものが獰猛にうごめく。選択させられたものに動かされることに及ぼす快楽だけが、意味を受注し、正義を生産し、今に制限を生む。即座に抑圧された精神は、意味を遮断できず、迫る意味に利用されるほどにほどこされる意味を追求できずに、与えられたイメージを、そのままに受け入れ、打診することもできずに、迫るモラルが作り出す身近な摂理や規律が用いる判断だけが、正解に導くものである、と宣言する間にほどこされる意味などは、何かを支配し、左右させるためだけの思想を生み出し、思考停止に陥り、何かに反することだけが、答えを引き出すのだ、と妥当な位置から引き出される貨幣や紙幣を用い、快楽を買い取ることだけが、幸福への近道だ、と促すのだ。そこに現れる間隔に嵌め込まれるだけの妥当な意味から引き立たせられる普遍的な互換から、悔悟をため込み、未熟な快楽に触れなければ、穢れるなどと促す宗教的な補完から、保身に至り、自らを保護するのが、本能であり、今に芝居を続け、何かを騙すことだけが、しあわせを独占することなのだ、と女性的な還元から、男根的な支配へと需要だけを求め、そこに堕落したものを生み出すだけの一切の穢れを昇華させるための宗教に保存されるだけの価値を求めるだけの快楽の傀儡として、改悪されたものを愛することだけが、互いを知る方法だ、と惰性な意味をくみ取る正義は導かれる悪に翻弄され、資本主義的な衆愚として、システムの中での餓鬼として、何かをむさぼることに怯えるような恐怖が課せるジレンマに反せずに、ただ不安に導かれ、自らの未熟さに居場所を損ない、喪失感に漂う星の思いも、今に逸するだけの感情に服従し、従事することだけが、正解へと移行し、行為にもとづくエゴを疎外させ、屈従することだけが、物事の本質に迫り、今の生活を保つことだけが、真理であり、あらゆる理由は平伏するほどに増していく快楽により、同一化だけを目指し、統合された正常な精神こそが、誠実な意志を作り出すなどと促すような正常さこそ、異常なのであるし、やがて誰もが滑落するだけに終えるような生き方に示されるだけの尺度などは、自らの物差しで測ることには至らず、そこに現れる懸隔に示されるだけの区域に及ぼされる換金されるだけの自由に要するだけの罪や罰やらが、今に桎梏を与え、有する価値へとカスタムされるだけに意味の番犬として、よく吠えるの、だと惰性な位置からプログラミングされた価値を漁るだけの悪趣味な搾取者として、権力側に荷担するなどと促すような革命などは、幼児退行した意識下に示される父への反抗的なまがい物に敵意を剥き出しにし、引き出される憎悪の子として虚空をもがき、破壊だけに従事し、自らに産み出される純粋な破壊的な意志だけが、大義を見出し、破壊することだけに従事し、政権を奪ったところで、同じような過ちを容易に引き出し、あたかも変わったように示し、もっと悪い独裁制へととろくさく陥るだけに示される過程に求められる世界などは、自らの偏りを戻すためだけに、ためらわずに、何かを犠牲にすることだけに専念するような意思などは、思想に汚されていることを清め祓うべく、互いを倒錯させ、現れる幻想に支配されるだけに至るような操作を生み出し、意味を踏み台にし、今に現れる苦しみを憎むことでしか、自らを昇華できずに、創造性もなく、ただ仇討ちのためだけに、生きることなどは、白昼夢をさまようようなものであり、そこに現れる問いなどは、自らの破壊的な意思を癒やすためだけに存在するような幼児的な反抗心にしか至らず、そこに現れる怒りなどに抗うためだけに世界とは存在するのではなく、そこに現れる世界を正解として認識するに至らず、ただ自らの気配を感じたく、存在を認識しようと思えば思うほどに、存在とはあやふやなものであり、今に認識しようとしても、即座に存在とは消え去り、軽薄なものを信心し、信じ込むほどに、自らとの距離は生まれ、乖離していくだけに終えるようなものに生まれる空白を埋めるべく、誰かに愛してほしいのだ、と欲するほどに、自らの欲が君との距離を生むであろうし、そこに用いられる距離が、君との融合を求めるほどに、互いが示す距離にほどこされる空虚なものに閉め出され、互いを知ろうとすればするほどに、互いの距離を埋めようと悶えるほどに、互いの距離とは生まれるが、そこに距離を用いることにより、距離とは生まれることに誰もが気づけずぬから、何かを愛することを測ることでしか、相知ることはできないということに陥ることに気づかずに、今に現れる距離などは、自らの認識が生み出す空虚な苦しみに過ぎず、そこに現れる苦しみなどは他者が与えたものではなく、自らが生み出した苦しみがたゆみを与え、そのたゆみを戻そうとすればするほに、うまくはいかず、今に現れたたゆみなどは、自らが生んだたゆみであるからして、そのたゆみを認識すればするほど、たゆんだものを意識し、自らのたゆみばかりが目につき、苦しむことだけに移行していくのであり、そこに認識するものは、悪い方にばかり意識は移行し、そこかしこに域を生み出し、今に至る苦しみとは、誰かが与えたものだ、という被害者意識に至り、自らの痛みを和らげようとする自己保存の意識が、自らを守るためだけに、何かを恨むように移行していき、何かを恨むことだけが、自らを正しく動作させるのだ、と本能的にプログラミングされたものに反してこそ、はじめて人間を飛び越え、名ばかりのものを信用せずに、自らの力で位置的なものを飛び越え、今に等差を生み、倒錯へと至らせ、今に浸る欲望などは、誰かに与えられた餌に満たないのだ、と大声で叫ぶ。