昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-09から1日間の記事一覧

かぎりあるもの

誰にも届かないところでバタつきながら、あらがう先に現れるかすかな心音をたよりに、まくし立てるだけの昨日を蛇行する意識に派生する闇を切り裂き、容易に考え付くものが、物語を膠着させ、物事に捕らえられ、即座に敷衍する理由にすがり、ずけずけと入り…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自分を動かすものは、自分だけである、とうながすほどに、自らの意思とは反し、そこで用いられるものへの苦痛は増し、すべてをストレスに感じてしまう、まる

等差

定まらぬものが 真理などを求め、 恒久的な考えの中で、 差別され、裁かれるだけに いたるような空疎なまやかしを越え、 用いられるたくらみが示す 暗がりで示唆するほどに、 そこで愚行を重ねる。

辺境

限りあるものを抱えた生命は、自らの矛盾を消費しながら、しなびた明日や、汚れた今にさかのぼるための、窮屈な過去からの逸脱を目指し、ここに現れるものを模倣するよりも、今を屠り、葬るための法が加工する理屈が、意味を凌ぐこともできずに、答えに逡巡…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 思いの遙か上空で旋回する関係性から、改善されない毎日を恨むほどに魯鈍なものに変わり、慣性の法則から逃れ、能動し続ける先に創造的なものだけが、情報や情交を越え、自らの混沌にいたり、いぶかる先に現れる形而上的な刑場か…