昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-01-29から1日間の記事一覧

収容されるための星

もっと速く、もっと速く、と外の世界はカタルシスをうながし、意識を昇華させるために意思から放たれ、概念を捨て、限界を持たずに、改善されない痛みにもやもやし、朦朧とした意識から離れ、乖離した意識から眺める世界とは、ただ流れているだけで、張りぼ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 耽溺しているだけに満たない連中が似たようなものを集め、関連するものを快楽的な事業に変化させ、傀儡と化するだけの意味にかすむだけの存在などは、損なわれるべきだし、出し抜けることばかりを考えるような空疎な連中に支配さ…

軽薄な起源

鎧戸に詰め込まれた 原始的な怒りがさえずり、 記憶にたまる憶測が、 いつしか恨みに変わり、 実体のない思い出が、 ルサンチマンをかかえ、 完全性を求めるほどに、 負担ばかりが増えていく場面に 敷衍する物事の圧力に屈するような 人々のたわむれ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 瞬間的な愛がここで循環し、すべてを純化させるような愛は還元されずに、回転を続け、そこにとどまらずに、次々に別のところへ移り、同じ花の蜜を吸わずに、次々に転化していき、転換される意味などにそぐわずに、とどまらずに飛…