昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-14から1日間の記事一覧

独走

ガラクタでできた街だ、と簡素な理由を放つ適当な記憶から引き出された物陰にひそむ、暗澹とした意思に凍てつく彼女の記憶に帰巣するものなどが、物事に影を与えるのである、と鮮明な過去などは、今を延命させるためのツールであるし、理論的に早熟な彼らの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じることばが空間に軋轢を与え、倒錯する闘争から、おくれることばが革命を与え、世界自体を破壊する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 辺境の地で背き、対象すら持たずに、退行し続ける今に欺瞞を吐き出すだけを連立していく幽遠に拡張し、原形も保たずに、用いられる論理から放たれ、短絡的な同化を拒否し、反し続ける、まる

緩徐

足の裏にまで しみこむ夜に 現れる空疎な物語や、 約束を裏切る快楽や、 フラクタルに行きすぎる 面影の窮屈さを破砕し、 また邂逅する深夜に 基づくものや、 うそぶくものの煩わしさを 排除する。

軽薄なルサンチマン

すべてはつべこべうるさく、そこにとどまるだけで暇をもてあまし、あらがうこともしないで、私腹を肥やすためのためらいから、耽溺し続けるほどに通過していくものに置いて行かれることへの苦悩や、そこで機能するものに服従するほどに幼稚なギミックをたず…