昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-05-03から1日間の記事一覧

ニヒリストの刃

すべてはまたたくまに遠ざかり、あたたかいものを残し、平伏せずに、センチメンタルな影を応用しながら、思案する先々でとろけ、統合されるだけの正常さを唱えることの異常さに欠乏していく面影も、歯がゆく同化することで、正常化されるのだと謳うような連…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 同じリズムが迷走し、真実に帰任するものを認可するほどに、ここで騙されるだけに至り、そこで阻まれるだけの真実が徒労を続け、取るに足りないものを謳いながら、そそくさと逃げ惑い、どこにも行き着かないように逃げ続ける、ま…

終いの世界

痛む身体を引きずるハーモニーや、 断線し続けるこころの糸くずを集め、 つくづくにせまる論理的な知悉を放棄し、 短絡的に集まる白痴な鳥が歌う統合性や、 有する価値に渇するほどに、 ここでの価値の家畜として、 放牧される罪の法的な牧場にふりそそぐ 爆…

優劣が施す闇

歴史が感受したもののいっさいは、信用するに値せず、自らに相対し、反するほどにめり込む伝統が、今を苦しめるための意味を無差別に吐き出し、破壊的に枯れた自己をうるおわすような独善的なことばが、今を支配し、散漫な意識をたどる儀式と訣別し、端的に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 浄化されずにたむろする今に期限を用い、そこで束縛するために、即座に変換される意味との訣別を求め、むさぼるための真実から、信用を失うための距離に現れる軽薄な意味との統合を求めるだけの正常さを破棄し、途端に現れるもの…