チクチク痛い布団なんかをかぶって、もうろくなダリ的なシュールレアリズムな夢に存在自体を縁取られて、てんやわんやになり、退屈にいろどられた、日常や、普通という幻想をかかえ、記号化された毎日に蓄積する苦悩とは、絶えず誰かに与えられた苦しみであ…

わたしの、はなしをしよう。 なにかを変えようとすることに、犠牲を払うべきでもなくて、なくならないから、なくす必要もなくて、君の世界が終わろうとも、わたしたしの世界は続くだけのことなんだよ、まる

肯定し続ける先に、 確かな愛は存在し、 何事にも縁取られず、 はめこまれず、 混濁することもなく、 空白を埋めることもなく、 言葉もなく砕ける。

わたしの、はなしをしよう。 むしばむ暑さに敵意が生まれ、連動する怒りは、儚いものすら破壊し、蔓延る悪意を充填しては、即座に何かを破壊することだけを目的にして、創ることを知らない、まる

すばらしい世界ですらも、いつかは何かに擦り寄り、すばらしく無くなってしまうし、もう食べる必要性も無くなり、制度にふやけて、何かにひれ伏す間をひるがえしながら、答えを持たず、チクチク痛む胸が、何かにさえぎられることも無ければ、際限ないものを…