昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-09-04から1日間の記事一覧

夜の終わり

誰もおらん夜は、ぐっと冷え込んで、混濁する意識は、素性も明かされんと、ただ失敗続きの午後を短絡的に堪能し、能動性を捨てた夜は、自分の意思を放棄して、致死量の夢の中で、知り合いもおらんからって、勝手気ままに泣きよるし、抗う罪に補充される憎し…

貪欲

貪婪な空がもだえ、 月夜を食べても、 まだまだ足りないと 嘆き悲しむ余韻を 監視する世界などを 切り裂くほどの揺動や、 悠揚にこしらえた 史実などにあらがう。

すこし、わたしのはなしをしよう。

すこし、わたしのはなしをしよう。 暴政が虫歯作りよるって騒ぎ立てる輩も、所詮は自らが偏り、自分自身を汚しては、大きな穴開けよるから、かなわんわ、良くなるどころか、悪なる一方やで、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 笑わなやってられまへんで、やつれた身体引きずって、ギラギラした目で、つたない未来を無残に引き裂き、悲観しても尚、関するほどに、超越しまんねん、まる

紙切れ一枚の悲劇

きっと私以外すべてが神で、まとう意味も、奉る意味もなければ、そこかしこでうごめくものが埋め込まれ、植え込まれる前に生まれる先々から、惨憺たるものや、崇めるものすらもなければ、現れるすべてが完璧で、完成される以前に真っ当で、全的なものからあ…