2019-03-21から1日間の記事一覧
うかれた果物たち季節が投函され世界はダイヤモンドのようにきらめいていそがしい鼻歌や傘をすてずぶ濡れのあの子にキスを送り私を殺めて出て行ったクリスマスは人知れず山中で遺体となって見つかりトナカイはひまわりになって鈍臭く夏を表現して凍てつく心…
永遠を誓うだけでは たりなくて、 未熟な愛とは、 たよりなくて、 ただ寄り添うだけでは、 不安な人ばかりだから、 争いばっかり 引き起こす。
必然性をつたえる靴音、未熟でガラスみたいな子、整容される瞬間は高速にうごいて、光の速さよりも速くつたわる物語。宇宙の果てには光だけがあふれ、闇に飲み込まれるのではなく、光に包まれるのであり、悲しむ必要すらなくて、すらすら出てくる言葉は、誰…
雪の下に埋もれてた春が、ちらりとのぞく素敵な世界だ。惰性で汲み取る愛は、蓄積された空しさに支配されては、いつまでも愛している芝居を続け、その人には価値があるかしか考えていない。