昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枷を外した後

純然たる予感が迫り、
贋物の関わりから離れ、
果たされる義務などを捨て、
些細な出来事をデータ化するよりも、
すがるだけにすごむ現在に
押し寄せる諦観や諦念などに反し、
自らを流動させ、
その自らすら邪魔であると気づくころには、
自由すらも持たず、
ただ産み出す事だけに情熱を注ぎ、
その情念すら邪魔であると
結ぶ果てに枷になるものすら無い。