昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

互い

濫觴していくものが
反照し、物語を明るくし、
切実と交わる果てに
下される意味が、
空虚なものを度外視し、
互いに高めるままに、
交わる波形から、
彩る風景に
濁す言葉も、
時代的な何かを推考し、
ただいぶかる現実に
かかずらうだけの互いを
邪魔に思い始める。