昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

貧する

何かを知り得ずに、
無知であることを誇るような
人混みの中で
懸隔ばかりがひろがり、
疲憊していく心情は、
栄進すべき現在をさまよい、
自ら生み出す苦痛にくじけるだけに
いたるような退嬰的な苦しみや、
体系的なものに応じるだけの
答えに呼吸の仕方すら忘れ、
今にいじけるだけにいたる。