2017-06-20 貧する 何かを知り得ずに、 無知であることを誇るような 人混みの中で 懸隔ばかりがひろがり、 疲憊していく心情は、 栄進すべき現在をさまよい、 自ら生み出す苦痛にくじけるだけに いたるような退嬰的な苦しみや、 体系的なものに応じるだけの 答えに呼吸の仕方すら忘れ、 今にいじけるだけにいたる。