昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

晩成になびく帰宅のリズムがチクタクとうるさくひずむのだ、とギスギスした夜は、通り過ぎる者を否定し、疲憊した自分を癒やすための否定を続けることに正しさなどは生まれず、ただ、補完されるための正しさを利用し、自らを正しいもののように見せつける、まる