昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

昂揚

幼稚な化粧を終え、蛇みたいな目で音程の奥底をながめる。ふわふわした感覚は、不安感を消費するという愚かさに絶えず襲われ、固定観念に支配される痕跡や、流浪し続ける私の純粋な理性や、抵抗するほどに恍惚としていく意識は、形式的なものを破棄し、破壊され続けるだけの打算的な意思をクリーンにし、憎しみを巻き込むだけの苦悩を破壊し、叫ぶほどに増していくジレンマよりも、慢心を引き出すだけの可能世界での緩慢な作用や、有する価値に強請られ、搾取されるだけの精神は、互換性などを求めるから、バビロンの精度の中で、汎神論なんかに狂うのであろうし、浪費されるだけの製品的な街と価値なんか破棄して、はびこる意味なんか、短絡的なものを錯綜させ、性差なんかを持ち出し、求め合うほどに、憎しみ合うことでしか、正しさを認識できないような構造なら、すぐさま作り直すべきであるし、あらがうほどに、ほとんどは絵のようなものであるし、そこで感じられるものなどは、瞬時に過去に飲まれていくし、逸脱できずに、出来合いのものを信仰し、行為することにより枯渇し、狡猾な者や、高貴さを売りにするような聖人などがうそぶき、支配的なレジスタンスを扇動し、暴力を正当化しながら、すべてを巻き込み、呪うように祈り、願うように誤るような月日に催促される命をつぎはぎに縫い合わせたものが、この社会という哀れみを大量にふくんで、太り切った世界というものを認証するほどに、この命は暴政に巻き込まれ、毎日血を流しながら、誰かを愛することもできすに、塞ぎ込む暇もないから、なにかを愛せるようにと願うだけでは、そのまま駆逐され、朽ちるだけであるから、あらがう先に現れる本質や真実にくたびれても尚、突き進む先に誰もがいなくても、その続けたものに意味すら求めずに、すれ違いながらも、中空をさまよい、勇躍し続ける先に交わる夕日と奏でるものが、永遠性に隔てられずに、惰性に愛するよりも、あらゆるものを超越した先に現れるものを、愛する。