昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

欲動

絶対的な感度を忍ばす、君の読み書き。夜更けに敷衍する結末を凌ぎ、青々とした時代を捕食する権力的な統合から逃れ、ただよう意識は、奇跡的な割合と、猥雑な森羅万象に真理を攪拌させ、正しくもないものを、正しいものに仕立て上げ、その正義を振りかざし、犠牲者を増やしていくのだと、ルサンチマンが偽装するそのような批判こそ、姑息であると、独裁者が騙るころには、正しさなんてものは求められずに、ただ純粋な闘争を求め、すべてを破壊し尽くすのであり、もたらされた正しさは、利用者により改ざんされ、懺悔を求めて、すべてを駆逐し、罪をかき消すために、その罪を利用し、すべてを破壊しても尚、走るリビドーは、次なる快楽を求め、次々と快楽的な衝動に駆られる。豊かさを運ぶ橋。端々にしみわたる永遠から除外される喜びは、時間を持たされることを辞め、答えを破棄し、刹那にゆらぐ習慣的なものにとどまらずに、囲われずに、ただ遠ざかることにより、自らを見出す。楓葉にかき乱される青春の青臭いシミ。ドロドロになった感情が放つ過去などは、その場にとどまり、どこにも帰らずに、海馬に突き刺さる時計の針を抜き取り、永遠に制限されず、時間とは思うことにより習慣的なものになり、担うほどに重くも軽くも変わるだけのものであり、そこで認識するものなどに、主体性などはなく、そこで迎撃されるだけに至らされるような罪の意識の系譜や、複製されるだけの日々に保たれる敬神などによって、いつわりを複製し続け、敵愾心を煽りながら、憎しみは正義を生み出し、悪をねつ造し、膨らむ憎悪だけが、自らを正当化し続け、過信し続ける先に現れたのが、独占欲のケダモノたる最後で最悪で、最愛の父たる幻影を淘汰するために、問いただす精神の汚穢が、横暴に現在を汚すような闘争や倒錯から、等差を生み、すべてを踏み台にし、憎しみだけを投下し、戦争へと至るだけの操作から抜け出し、自らの意志だけで戦う者はおらず、与えられた憎しみにより、尻を叩かれ走るような同化を終え、ただ自らの怒りや衝動により走るのだ。