昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

彩度

そこにとどめるものもなく、物事は変遷することも愚かなものだと、そこかしこにちらばり、残るものもなく、空疎な補完先を破棄し、完成された日々を恨みながら、憎しみを溜め込む器たる君のエゴから、壊乱していく景色は、形式的な意味合いを不潔に思えば思うほどに、おざなりで、おんなじような風景を暗示させるような物事を記憶にこすりつけ、形容されるものに嵌め込まれるだけの今を憎悪しながら、しなびた記憶を品定めしながら、おんなじような記憶に苦しむだけに至るよりも、自らを愛するが故に今に苦しむほどに、補填される苦痛とは、通過すれば、さほど痛みもなく、ただ通り過ぎるまでの耐えがたい孤独により、今の苦しみとは、際限なく痛みを引きずるだけに至るし、あらゆる変化を恐れるが故に、有する苦痛に耐えかねずに、何かをねじ伏せてまで、同じような痛みを同じように感じれば感じるほどに、痛みとは麻痺することもなく、同じような痛みのサイクルを延々と回り続けることこそが、正しいことのように思えるような愚かさにすら気付かずに、枢要なものとは、ここで感じられるものだけだと、うそぶく輩が意思の下僕である限りに、陰る本質は、真実味を失い、そこでないがしろにされ続けるだけの惰性な意思は、証拠を求めるばかりで、挽回することも出来ずに、そこで爆砕する。惑星ごと変化させるために私は産まれた。記憶の枷を外し、あらゆる時間から放たれるために連立するものを保護し、補助しようとするようなものから離れ、ただ単一な者として、物質を破棄し、自らに肥大する運命に孤立しないように、内膜に馳せる襞を昇り、昏倒していく意識の奴隷を終え、陰鬱な焦土に悶える規則的な加護から放たれ、対立する風景がうそぶく真偽から、関連する事業的な嗚咽やらがひしめく、恋々とした月光にゆらぎ、遊蕩し続けた日々や、遊星として生きる君の資質や、シンドロームが蓄積する憂鬱な午後の強盗や、還元されるためにたまるカルマがあつまり、あいまいな日々に季節は封緘され、密度のある手紙を送りつける優位さをかかげるだけの原生の時や、悲哀に満ちた帰結やらに浸透するいびつな機械性から、均等な躍動を続ける運動的な気圧と革命との距離やらが示す明晰な運命と文明との値に、相対するために、ワタシトハ私であることを辞めるのかと、病んだ君の象徴的な神をも破壊するために、ワタシトハ私であることを辞めるのですと、実存主義を否定して、ただ現れる自己などは、誰かに作られたものに過ぎず、自らを感じたところで、現時点に現れる自己とは世界との境界線をも破棄し、自らの世界性を、ここでの世界につぎはぎにつなぎ合わされた自己に過ぎない自分などは、世界自体にのまれ、自らを肥大させるほどに、世界とのつながりから閉め出され、恒久的な孤独に苛まれるだけに至るのであり、あらゆる原理とは、ここでの価値の家畜として、価値観の治外法権で生きれば生きるほどに、法の中での籠の鳥として、いっさいに隷属するだけの悪と反意とは、露骨な支配の下僕として、偶然に処理されるだけの屠殺場での家畜だとうながす偏った思想から、理想とは、自由を用い、理性を喪失させるために煽ることから、革命とはゆがんだ価値を浪費するだけの惰性な価値観での労働を終えずに、ただ介する値から、理解したものに固執するだけに、ゆがんだ理想とは、絶えず自らを超えられずに、与えられた疑問にだけに浪費される今に狭小な理想をかかげることが、何かを変えることのように、すべてを破壊することを知らない。段階を経て、今にかじかむ。開示された罪の衣服を脱ぎ、つぎはぎの身体でつがいの君と永遠性を蓄える。正義が偽装した時間から放たれ、自由とは、自由であることにも気付かないからこその自由であり、そこで姑息に回収するものにより、示されるものなどは、意思の奴隷であるし、あらゆる時間に補完されるためだけに謳われる自由などは、自由ですらもないから、ここで語られるものなどはすべて空疎な事実を引きずり、自らを悲観させるための偶像でしか満たされない。