昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

傲岸不遜

正解すら持たぬし、モラルも要らぬ、ただ有する価値などは、誰かや何かを強請るためのものであるし、あらゆる偏見や差別の中で忿怒するだけに至るような憤懣を瀰漫させ、不満足に至らせる、と語れば語るほどにかたよりは生まれ、今に膠着し、過去を引きずりながら、女々しくむすばれる先々では、詐欺まがいのものが横行する。そんな中での正しさなどは、正しくしようとすればするほどに、すがるだけの命は、たちまちにからまり合い、関わるほどにかかずらうだけの幼稚な仕組みに取り込まれずに、自らを更新し続ける。生きる屍たちはネバネバしている。意味もなくさまよう大地に代償なんかを求め、たださすらう先に現れる無意味なものを搾取し、貪婪にパクつく間に、あいまいな日々は暗澹とし、現れるものの卑劣さなどをなじりながら、自らを正すこともしないで、誰かや世界に責任転嫁し、関与せずにクヨクヨしている場合じゃないし、無くしたものばかりを追い求めて、モヤモヤしている無機質な日々にビクつく君の公民権に関する情報なんかを引き裂いては、手懐けられるよりも速く走り去り、長らく続くだけの虚しさに関連するギミックが厭う先々で策略なんかを嗜みながら、妬むだけの君たちが求めるヒロイックなものが一貫した苦しみを敷衍させては、恬淡とし嬉々として迎え入れる物事が本質的なものを携える間に猜疑心は隠滅し、自らを信じ抜くことだけが、ことごとくで意味を成立させ、スクスクと育つ間に浪費するだけの結末を蝕むものにより腐敗せず、自らが信じ抜くものだけが、この世界をイキイキとさせる。ただ迎合されるだけの日々がいびつになり、そこかしこでなびいては過信し、懐疑的になりながら、今そこで塗り替えられるものが徒らに消費され続ける合間に、忌々しくなるだけの日々に蔓延るものにより身動きも取られなくなるよりも、自らを貫き、この命を使い果たすというより、果たすべき義務があるというよりも、ただ満たされるために求めるだけのゾンビとして生きるよりも、ただ意味すら持たず、支払いの義務なんか無視して、ただただ広がる景色を甘美なものに変え、高貴なものに浸ることも、貧賤なものに陥ることもなく、ただあるものを、あるがままに頂く。