昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-08-31から1日間の記事一覧

解放

なににも規制されないドライブ、風を浴びて、宿命に反して、つくづくに綴られるものが、物語を強固なものに変え、そこで課せられたものなどは、世界性をせばめるばかりであるし、借りた身体を地へと返すまでのあいだに、血反吐なんて吐く必要すらなくて、君…

警世

森羅万象の傷口、ノスタルジーに敏感なレコードがうながす真理と陰口、偶像崇拝を続ける社会的な吐瀉物、あらゆる論理の枷により、自己に限界を生み出す健気な固執、悪魔的な呪詛が官能的になびく画面、情報操作されるために教育とは他者を捕食し、自分の栄…

無様だから美しい

尊厳を持たずに彼らは死んで、うごめくエモーションが刹那を食べて、幽霊みたいな連中がひしめく回路、老化するだけの今に瀰漫する言葉の数々がカスタマイズされ、散漫な意識にたたずむ不純なコードや、やましい気持ちを徒らに消費しながら、しなびていく動…

驕傲

儀式的に高揚していく奴らが納付する悲劇的な闇、有形に瀕していく思いがつたなくかじる行方。

異様な結合

終焉に巻き込む闇が、次々と現実を血合いし、命を奪うような夜の軋轢から浄化されるために、君は限りある時に噛み付く。つたない思いを消費しながら、流動するの意識は散漫に季節を重ね、短絡的に横溢する瞬間に境界すらなく、すべては陰るだけに至り、退廃…

飛翔

はびこる愛とバビロンが配布する偽物の感動、住まいを失いさまよう人々の痛み、墓地すらなくなり、ひざまずく日々にくるまり、空洞を埋めるために確かめる愛など不要。

途端

君の痛んだ身体、むしばむ雨と、汗ばむ影、無数の星の後や、記録に歪む音、過干渉してくる子猫の幼気な愛が氾濫し、あらがうコアと、数多の機影、演技的な愛はトラップだし、あてがわれた罪を背負うヒロインたちは、因果律に反し、昇華する幾重もの場面の物…

美醜

おまえの悲しみなんか、誰も知らないで、通り過ぎていく風景から逸脱して、いつだったか隣り合わせだった運命も、知らない間に離れていって、誰もいなくても、強靭に踏み込む一歩がめり込む美しさ。