昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

約束もくたびれた日々

騒がしいだけのものから放たれ、自らの内で生まれるものを紡ぎ出す。閉塞的なようで、自らの内部から生まれた世界は狭くも美しく、儚く今に散る定めなんかに囚われもせず、そこでもたらされる低劣なものに苦しむことすらない。作られた者たちがあいまいなジレンマを携え、輪廻転生を踏み付けては、見つけた意味の中で悲しみを増幅させては、恬淡に舞い落ちいる月日を睨みつけ、修復されてゆく思いが復讐を綴り、世紀を隔てて、永遠性をねじ伏せ、静謐な予言を繰り返してゆく。悠遠に肥大化する思いが膨れ上がり、複製された真実がゆらぐ。事実は死を漁りながら、長らくに遮られた夢に期待感を膨らませる君たちの女々しい未来を遮りながら、らんらんと意識を敷衍させる。延々と泣き続ける大地で立証されるものなどが入り混じり、瞬く間に正しさを植え付けるための教養が範囲を決め込み、みだりに托卵され続ける先々で君がすがる愛とは、ニセモノであるし、そこに至るまでの過程などが締結させたものなどが不安などを誘い、幾ばくかの可能性すら踏み潰すような間から一貫性などもなく、そこでなぞるものが亡骸すらも蹴散らして、気配すらも失われて、奪い合うためにもたらされる権利により、抑圧される人々の怒りが反映させる憎悪が暗雲を作り出し、大雨や雷や強風により、自らの美しい世界すらもめちゃくちゃにしてしまい、佇む孤独な子供たちは、ただ悲観的に眺める先で懐かしむことにより、影響してゆくものが次々と報われては、無垢なままに肥大化する愛が一切を包み込み、無数の余韻を引き裂いては、君との思いと邂逅し、混濁する思いに擦り寄る未来はいつになくフレッシュであり、ちょっとのことで脆くも崩れ去る。ただそれだけのことを繰り返しているだけなのに、正すとか、おかしいとか、とすぐさま裁く君たちの怒りの意味が分からずに、我が身を滅ぼすための裁きが実態もなく続き、つたない意思はすぐさま偏りを示し、あたかも自分の意思で動いているが、それはいつも誰かの意見に寄り添い、あたかも同じ価値観のように謳いながら、互いを正すための闘争を続けては、互いを苦しめるための統制を強め、互いを抑圧し続ける先に待つのは、ただ互いを恨み羨み続けるための闘争以上の苦しみを生むニセモノの平穏が永続してゆく。