昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

こびりつくエゴ

大義すらも捨て去り、のざらしにされた感情を査定されるためのスキャニングに耐え、商業的な憎しみがふりつもる冬が課せた罪などにより凍えてしまう前に、季節を踏みにじり、奇跡を謳い、誰かを言いなりにさせるような間にあいまいな理想をかかげ、感情的に至るような隙間にも色彩があふれ、あらゆる意味に放置された意味が後悔などを率いて、今を硬化させる。軟弱な強要により、狂気を孕み、はびこる悪意により枯渇していく動機、惰性で与えられたことにより加速していく慈しみに寄りかかり、加算される原理や、そこで濾過する道理がはびこり、孤独を応用するために哲学を量子化し、可視化するものに酔いしれるよりも、より良いものや、有する形や、鍵穴やらを探しさまよう初期宇宙の内側、分散される彼らの最後、あらゆる差異を粉末にして撒き散らすアイロニー、倫理観などが安易に騒いで、さわやかで幼稚な理由が流動し、審美眼すら持たずに、ただ空虚な目で見つめる先では、ささやかな痛みが毒々しい色を輝かせ、加算される歪な真理の化合物に虐げられ、刺激的な日々が瞬く間に加速し、モラルが云々と固まる密度、なぜ誰かを憎まなければいけないのか?なぜ可愛いあの子たちが死ななければいけないのか?なんで、なんでだ、となよなよとした頼りない感情でも確かな愛に近づき、誰も憎まなくなり、誰も死ななくなるまで、祈る手を離すな。