昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

破棄

無様だ、と嘆く君の横に転がるアシッドや、正解の群れ、支給される愛を受け取り、感じるままにショートした神経を繋ぎ合わせ、安易な結末につながる無益な要因や、印象操作されているだけの顛末にそぐう価値だけが、大切にされたりして、差額分だけを受け取り、輪唱される過ちを背負いながら、機械的な事象に遮られずに、ただ戸惑いだけを生み出する政治的な余波をうながすニュースから耳を塞ぎ、ふくよかな時代の山をよじ登り、平均や平静や、雰囲気などを弄り、偶像や偶然に支配され、ただ過ちにより途絶えた日々、良い恋の近くには、いつも橋があり、君は、依然として誰といっしょに居ても、ずっと孤独だった、と口笛、嘘ばかりついた日曜日に溜まる罪悪感、肥大化する一切の悪意を追考する先では、正しさなどは、その場で美化され、正しいもののように崇められては、今に手懐けられ、懐かしむ先では、破壊的な何かが意思を奪い去り、些細なことで闘争を続ける善悪元々の暴力性により、互いは、互いを傷つけることを優先して、どちらかが有利に立ちたい、と嘯く答えの中で加工されたり、締結したりするものが、すげ替えられたり、縋りついたり、拙いものを吐き出したり、謳われるものに束縛されたり、簡単に何かを奪われたり、足りないから、と恨んたり、チグハグなままに迷ったり、流れる血を眺める傍観者だったり、と彷徨う先でぶつかる過ちも切なく、ただ煩わしく絡まる先では、調子よく促される言葉などに操られ、あらがうほどに食い込む痛みに、繰り返し苦しんでばかりいる。