昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

荘厳

偶像崇拝を続ける君たちの永劫を迎合するために、犠牲になった人々が抱えた猜疑心により、破壊された街、無秩序なアンテナが立ち込める幼稚な観念から、遡及する曖昧な概念の穴を埋めるためのパテを塗り、混沌としている市街戦の彼方、投下される憎しみの数々により、崩壊してゆく思念や、欠乏感を重ねては、今に手懐けられる意図、陰鬱な症状により、加速する焦燥感や、約束を突き破る山羊のツノ、桃源郷を目指す猿の群れや、ビーカーの中に注がれた毒を眺める研究者、道理を攪拌しては、無神経な君たちの神みたいに、愛されたいなどと求めるばかりで、薄っぺらな承認欲求だけが、自らを癒すような、幼稚な連中の連帯感なんかに、歪むだけの、曖昧な価値、関係性などにより、暗鬱としている君のシステマチックな狂気、攪拌され続ける時代的な誤りや過ち、万物に備わるエゴを吸い込むガネーシャの鼻、ノスタルジーに食い込む奇異な物語の発色、慢性的な憎しみにより、拘泥し続ける答えにより、君たちは、愛の傀儡として、備わる過ちを利己的に消費し続けるケミカルな神に屈従し、認識されるものの境目に潜む曖昧さを、解消できずに、今に立ち尽くしているだけの市民たち、権力的なものに飲み込まれては、自らの体裁のためだけに、誰かを貶すような間柄や、約束を複製しては、あたかも、正しい者を演じるような、正義なんかを、信用せずに、せいぜい、そこに収まるための答えに利用されずに、度重なるエゴを蹴散らし、君の元に帰り着く頃には、誇大妄想を打ち倒し、この円滑に循環し続ける宇宙的な力により、現れるエネルギーを取り込み、自らの不純物を濾過し、思案したり、安心したりするために、擦り寄る君たちのコードを書き換える。f:id:jibmfmm:20250526061730j:image