昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2015-11-08から1日間の記事一覧

無謬

どこか何かにつながれた今も不透明で、運命を把握できずに、ただ濫觴しては、生まれる意味に緩衝し、ただ近接するだけに密接に交わり、時系列を持たず、次元で会話せず、界隈に成合を持たせるよりも、立場も持たずに、もたつく現在にたじろぐ君の価値観など…

節々に迫る終わり。

破壊性の秩序と無限の悦楽、整序されない面影に、思い出が抱えるイデオロギーにつかまる私たちは、無機質な獣であるし、尊きものを持たぬ互いから倒錯し、堅持せぬ思いに、誇示する行方から切り取られる情念をちぐはぐに変えた一切に和む者であるべく、印象…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 走るような原理に夜たちは慟哭し、どこ吹く風とさまようわたしは、問う事すら、沿い続ける事すらよこしまに感じ、耽溺するだけの理由に鬱積するだけの一貫した主体に重ねる尊厳などは、ただ他者から受け取る訳にもいかず、足して…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 最後の言葉が引き延ばされる。直に終わる周辺に伸ばされた言葉も、深淵に沈み、ただ用いられる言葉に重いも軽いも無く、ただ駆逐される間に蓄積された思いの周辺に執念ばかりが生まれ、ただ鎮座するだけに受理する思いも、ただ統…

知るということ

強調される思いも、 最たる動機を喪失し、 ただ象徴的なものを崇め、 自分を見失い、 ただ他者に自分を投影し、 自らを膨張させる事を知らず、 ただ協調し、 合わさるものだけを 真実だ、と思わされている事からの、 脱出すら試みず、 そこに閉じこもるより…