昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-11-04から1日間の記事一覧

彷徨う過ち

十全とした王を気取る金銭を打ち砕くべきだ、と疎外感をたくわえた反発を反復させるための機能によりためらう反抗的な尺度から、貸し借りを続け、そこに贈与されるかぎりに継続していく意識的な敗残から、背徳をモチーフに、アンチテーゼを繰り返し反響させ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 消失する瞬間に成否をむすび、正義をつらぬくよりも、善悪を用いる以前に素直に自らを認める、まる

包括

何にも固執しない思いは、 自由すらも求めずに、 立場すらも不必要で、 何かの不具合をとがめずに、 ただ有るものを、 あるがままに愛するための 愛すらも求めずに、 そこで現れる見返りすらも求めずに、 ただ現れるものを包括する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 気づいたころには、傷口もジュクジュクで、熟した後には、腐るだけだ、とうながす馬鹿どもの理屈とリンクするよりも、すれ違い、どこにも居続けずに、自分勝手にうごく、まる

改善

夜に裏切られた、と寄せ合う身体にシンクロする空しさを嗅ぎつけるような闇に媒介するものが獲物を探し、贋物の価値を元来のものとして捉えるような意識にふさぎ込んでいき、混濁する意思はフィルターをかけられ、空間にむしばまれ、遠い時間の彼方で短絡的…