2019-06-03から1日間の記事一覧
つぶれた、カナブンの悲しみも知らんと、あそびほうける街は、崩壊すべきやねんと、秩序の内で語られる正義とは、依然として、正しさがなんであるかを知らんと、正しいとされるもんを持ち上げ、良い気になっとるから、タチ悪いもんやねと、問題も即座に互換…
澱んだ川を、ぼーっと眺める君の罪の意識の値段や、その緻密な意識の果てで、歯がゆく網羅する意識的な互換や、そこで保管されるだけの、空っぽな身体に秩序もなく、維持されるものは、意識の外で、屠られていくような諦観の後にせまる風景に、不埒なラメを…
気配を消し、ケバい夜に動じず、静謐にながめる月日にあらわれるぬかるみにはまらずに、はびこる愛とは、誰かに迎撃され、絶えずあらわれる形式が、今を奪い合い、うたわれるものを崇拝しながら、独占欲だけで囲われ、加工されるだけに至る。
すまん思たら、 罪は増え続けるから、 すまんとは思わんと、 ただ、すぐさま過ぎ去るから、 すがらんと、 自らの思う通りに啜る。