昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-23から1日間の記事一覧

無学

荘厳の美学、頭は煮えたぎって、ギトギトの肌の連中がのさばるレンズの向こう、犠牲的な意思が孕む、現代的な憂鬱の物としてしか働きを加えない連動性によって、私たちの生はいじらしく蠢き、きわどい夜を貪り過ごしては、惰性に満ち引きする影の奴隷として…

滔々

メラメラ太陽とおでかけ、住まいは分からぬまま、まんざらでもない君の横顔と、切実ときらめく夏と歩いて、となりあわせでいる間隔が、どんどん狭まり、もう離れぬように、と。

輝く花

彼は孤独の中、誰と暮らしているのか?果てない義務が迫る夜、無神経な羽を広げ、憂鬱に脱色された木々、夏を貪った畜生どもは、運命をうやむやにしては、退廃していくだけに行きすぎる日々と、親友のフリをしている。

強制的な示唆

けむくじゃらの鳥が踊るソファーの上、暗澹としたシステムの中で採用される苦しみの模様、インタラクティブな屈折や、優劣の先で快諾される慈しみなどが憎悪を生み出していくのにもかかわらずに、拘泥するだけの意識は些細なことで怒りを増幅させる。浄化さ…

希望だけの世界

テンプレートな地獄を乗り越えて、お前の血をながめる。傷口は音と混ざり合い、暴れるベッドの上で夢に変化する。冒険を終えたあとになびくセレナーデ、塗りたくられたアイスと、透けた服。奇跡がごうごうとうなる夜にシンクロして、次元を終わらすボタンを…

恒常的なテクノ

角膜に住まう悪魔、エクトプラズムを吐き出す姉妹、真理は高級なものとして、高く売られてしまうような、結末を嬲る電子音。