2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
置いてかれる思いなんかに狩られる君、ねたましいほどの病をかかえた彼女たちが、ナンバリングされ、加工される原野では、ゲーム化した感情により、衝動的なものにてなずけられてる、健気な現代社会的な群像などが、喪失していくシーンなんかに混ざる、瓦礫…
興奮を売って、 人工的な楽園を手に入れ、 手入れされた罪を愛撫し、 あいまいな毎日に勲位を与え、 当て付けに建て付けられた、 耐えがたい意味を破壊し、 作り直す尽きない美しさが 培うものが名付けるものだけを、 ほんとうの物だ。
人間が作り出した道具であるだけの、信仰や神は、私たちには、なにも与えなかった、唯一与えたものはといえば、純粋な破壊であり、名ばかりの正義だ。食べることが罪であるなら、すべては罪であるし、君の罪を頂戴するわけにはいかないから、君の罪は依然と…
だんだん 年老いて、 痛んで、 いらいらして、 いぶかって、 いそがしなって、 なんなんやって、 やっつけて、 適当におどる。
噛む温度や、 噛む速度、 星との距離と、 君の俯瞰に 生まれる 空疎な自分の流れ。
太陽を絞殺した君、 昨夜をしめつける 罪の意識とは、 依然として儀式的なものだし、 日焼けした身体や、 フラクタルなニキビや、 ぬいつけられた 明日からの意識に さいなまれるだけの 女々しい君。
怒りは転化し、確かな観点を奪う。保身のためにつむがれた、形式的な言葉に死滅する星たち、あらがう刹那に捕食される夢たち、立場をとるために、途絶えぬ妄想により、磔にされ、処刑された人々の憎悪の炎は消えることなく、延々と世界を破滅に追いやると、…
君の耳の形、 意味のない価値、 似合わない服に、 カチカチのこころ、 色もないが素敵で、 足並みそろえて、 向かう先には、 何もなくて、 長いだけの日々と君。
波及する思いが、 絶えず夜に沈むこみ、 込み上げるものが、 容易に肥大し、 自我や世界を 簡単に虜にする。
砕けた夜と会話し、惰性に交換される思いが囁く、褐色の良い面影などに、まつわる儀式的な物陰などに潜む夏に拘束され、刺し違える意味から、乾いた夜に蒸れる空疎な間隔に卑屈さが敷衍し、延々と吸い込まれる思いは動揺し、有する価値などに引きずられなが…
死は絶えず高揚感をさずけるものだと、彼女は言った。たちまち現れる街灯で、目がパチパチして、もがく一瞬が、まるで永続するかのように思えると、僕が頷くと、彼女は、ただ貨幣価値をもとめるために疼く身体はしょーもないものだと、野ざらしにされたラス…
静まりかえる 硬い夜、 心音コトコトうるさく、 こたえもなく 反響する音が、 薄気味悪く、 ぜんぶ君が悪い。
修繕される思いも曖昧で、緩慢になびく思いは、ぬかるみで滅んで、暗澹とした精神は、清貧さを損ない、ないがしろにする思いは淀み、コウモリたちと踊る君が刷新される朝すらも、加算されるほどに汚されると、濫觴するシーンや、神話にじんわりと混ざる時が…
ぼくらは絶えずフラクタルであり、帰る場所も設けずに、あらゆる位置から、あらゆる意味を引き取り、ふたりの愛を互いで敷衍させ、自分を思うよりも、きみの存在がおおきくなり、担う意味が、いまをへだてるよりも早く、平衡をめざし、互いの均衡を保つより…
生活とは、 ずっと鈍重で、 無関心なままで、 慢心ばっかで、 ままならんままで、 満タンなって、 憎しみばっかで、 うるさいもんで。
この先も どのさき、 どんつき、 キツツキ こんこん 木を鳴らし、 どっちみち、 あの道も、 楽しみ。
もっとずっと そっとふれて、 ただなびく風に ゆられ、 しずかに眠る。
今日も言うても、 終わるだけやし、 終わるだけのことに、 僕らは忙しく、 真新しいものを 否定しては、 古臭いものをかかげ、 良い気になっている。
晴れるまで、 空をどついて、 あらゆる弊害を 生むだけの、 正義を蹴散らして、 自らの正しさの 返り血を浴びる。
大国がテロリストをでっち上げ、作り上げ、正義の名の下に、迫害され、排除される。大国側は、自らを侵略者とは認めず、正義を語り、正義を貫くための嘘をつき続け、自らを騙すように、他者をも騙し、自らの悪意と憎悪により鬱血し、何も見えなくなり、大義…
大切なもんも、そないにおまへんし、このままどっか流れて、どこにも行き着かんと、ふらふらとしてるけど、決してなよなよはしてんと強靭であって、誰かが落胆したり、落伍者として、吹き流す噂なんか無視しますし、神体を崇めるよりも、進化しますし、真理…
保たれるものなどは、 親を淘汰するような ものですねと、 フロイト的な憂鬱を 促進させるような、 科学的な精神分析により、 この世界というものの、 正常や異常を操作し、 普遍性というギミックや、 やかましいだけの正義や、 犠牲的で井蛙な神として、 充…
持つ者と 持たぬ者の 間にたまる憎悪や、 補完されるべき 愛を狩る、 彼や彼女たちが 追従する 快楽に矯正される 世界や社会。
終わらない夏がやさしく包み込み、無残な形をした貝殻たちが飛び跳ね、理解なんかを越えて、なつかしむだけの人々の慈しみなんかを超越して、垂涎するだけの人々が蛇行するジレンマや、試練をうたうほどに、真実味なんかはなくなり、ないがしろにされる瞬間…
ネットワークが新たな法を形成し、物事を飽和するよりも、自らの罪や、怒りを解消するための食い物として、形成されるニセモノの被害者と、独善的な者が一体化を謳い、同一化していくために、保たれる民主主義的なものに、孤立しないように依存的な輩が、次…
約束も破り倒して、 転落し、 行方が希望を損ない、 ただよう意識は、 我が身を滅ぼし、 ほつれていく思いは、 どこにも行き着かずに、 散らかり倒す。
海を弄り、風景に捩れる気圧と、数多の影を溶かした糖分で、できたお菓子なんかを食べながら、長らくに迫る陽気な風と、曖昧な進路で塞ぎ込む思いが、領土を奪い合いながら、内面性に制度を生み出し、鬱積していく思いの波形と、経過していく動機に囚われる…
すべては抑圧され、 際限ない欲望を孕み、 秩序のない やり場のない怒りは、 破壊することだけに従事し、 作ることが なんたるかを知らない。
骨と皮だけの空、 魚の骨がのどに刺さった夜空、 余罪を追及するだけの神のたもと、 空間的な依存性と、 無為に連なる讒言と、 対価を求める地球との差異。
恐怖で押さえつけるのではなく、明確な希望を見出せぬようでは、猜疑心により、自らを追い詰め、さらなる暴力を引き出す。恋から始まる暴力的なものは、愛を確信し、止まらぬ破壊性を生む。衝動は、語源を失い、互換されるままに、置き換えられていく欲望を…