昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

朝の記録

修繕される思いも曖昧で、緩慢になびく思いは、ぬかるみで滅んで、暗澹とした精神は、清貧さを損ない、ないがしろにする思いは淀み、コウモリたちと踊る君が刷新される朝すらも、加算されるほどに汚されると、濫觴するシーンや、神話にじんわりと混ざる時が韜晦する物事や、回答を待つ君の無垢な羽をもぐような奴らが排除をうたい、何かに責任転嫁し、観点を失い、内面性に磔にされる深夜に基づくエゴが、改心などを強制するから、罪は罪であることに漁られるだけの、いびつな献身性により、精神は堕落し、敬神にいたるから、敬愛すべきものを探しては、軽薄な行為に拘引され、形状するものすべてを懶惰に恨んでは、対価を求め、自らのニヒリズムにひたるためだけに、いたるところで敵意をむき出しにしては、支配され、失意を溜め込み、互い違いになり、行き違うだけの打算的な精神は、生死を飛び越えられずに、成否に苦しむだけで、同じところを蛇行し、見つからない答えの尻を追いかけ、計算しては、軽薄な世をさまよい、些細な出来事に関与しては、対比されるだけの日々は、嘘で入り組み、居心地の悪い日々は、卑屈さをかかえ、かかげられた罪の模様を描いては、誰かを模倣し、それが幸せにつながる的な一体化こそが、罪を育て、加算される罪は君を爪弾きにし、回想されるものに裏切られ、惰性なままに突き抜けることを知らずにさまよう君の汗の帰路。大河に変わる人々の汗、仮説の中で競う真理は、心因性に苦しみながら、人徳などをうたう退歩から、補正される日々などに虫唾が走るよりも、先に、ただひたすら届かぬところまで走り去る思いは、天気を気にせずに、帰還することもなく、ただ快活に、世界を自らの感性で塗り替えるような創造性だけが、惰性に精査されずに、生産的ではあるが、採算を度外視して、ひたすらに昇華することに目的を置く。