昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

邂逅する夜から慟哭する思念へと旅立つ君たちの論理から、昏睡していく意味に擦り寄り、世界性に息吹くものや、数多の部位に広がる普遍的な実情から生還し、寂れた記憶からはびこる悲しみや苦しみなどに偏らずに、ただ静寂にゆだねるものが、時間すらも遮り、果てしなく続く今と対峙する、まる