昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

甘いひととき


 偶像の街は、多くの傍観者を作り上げ、似非ナショナリズムや、プチブルなどが作り上げ、崇めるだけの亢進から、欠如していく神経的な疎外感から、渇望していくほどに、ほどこされる愛は、憎しみを生み出し、隅に追いやられる意識は、衰亡し続ける自分を嘘で染め上げ、購うだけに、渇望し続ける鈍磨な感情から、愚鈍な思いが、信仰心を謳い、シンクロする先に垂涎し続けるだけに至るあいまいな感情を独房に入れ込み、嵌め込まれる理想や、疾走していく感情においてけぼりをくらい、空疎な理由を送り込むだけに、こみ上げる愛のジョイントは外され、些細な出来事へと拘束されるだけに引致される思いは、悠揚なままを知らず、不羈に至る事で、拘泥するだけに依存心を表し、表現を損ない、そこかしこで固結していくだけに至るような、分裂的な愛にハミングし、幼稚な策略や、測るだけの愛に誇示する意図が示す理由付けられた理想から、希望へと至らずに、短絡的な理想とは、ただ、互いを咎めるだけに至り、愛に至らずに、ただ、その場で屈従するだけの関係へと堕落するか、互いを、もののように扱い、暴かれる理想は、ただ、互いの愛する以前に、ただ、互いをあつらえるだけの言葉ばかりの愛に緩衝する独善的な思いから、横暴な理想は、供給される愛を、独裁的に支配し、ただ、独占欲が示すだけの束縛に捕縄される論理は、利己的な結末へと配膳される餌を食い散らし、泰然と構えられずに、焦燥感に追われ、応じるだけの意味に供給される罪へと改善されない痛みは、復元されるだけの苦悩を納期し続けるような国家的な虚偽を背負い、義務的な愛へとつかまつるようなうそぶく真理に基づき、真偽を重ね、慇懃無礼な二面性から、制圧されるだけの愛とは、ただ、ジンクスを用い、人工的に互いを崇め、愛しているかのように示すような執着へと陥り、はじめから、愛する事とは、ゲームのように扱われ、あいまいなままの愛は、ままならぬ愛のままに、愛したかのように思えた過去を、今に敷衍させ、俯瞰に迫り、甘受するものも、享受するに至らず、ただ、監視し合う関係へと陥り、互いの憂鬱へと紐解く鍵は、ただ、互いを信じるよりも、自らを信じ貫く事を知らずに、ただ、対象に向けられる、自らの不安をかき消すためだけに、何かを憎しみ、怪しむ事だけが、愛と名を変え、君に責任を押しつけ、過剰な愛とは、短絡的な暴力へとねじ曲がり、ただ、愛するジレンマを、試練として受け入れられずに、ただ、互いを憎しみ続ける事により、愛とは、愛に似た模造品を生み出し、生産的な愛は、敵意を生み出し、適任するようなテストを執り行うだけの愛は、誰かを虜ににし、餌にする事でしか、解消できない欲望へと横流しにされる。愛については、語るよりも、実践だ。空想的な予感に放り込まれる孤独が、放恣なままに、心の中で暴れ、数々の論理に、意味を押し込め、今に意味を失う。互いを感じ、共鳴する愛が迫り、憎しみに隔てられずに、ふれあう過去から、コアを引き取り、怠慢な様相や、ちぐはぐな論理にひざまずき、諸々の価値へと引き取られ、悲観するだけに痛む身体から、過信するだけに、膨張する痛みや、傍受される精神を従え、基づくエゴのコイルを巻いて、体外に迫る行方や、疑問を投げかけるだけに、掛け違える意思は、堕落し続け、従えるものへと引き摺られる意識は、修羅をくぐりぬけ、発芽する主観から、一斉に花咲き、猜疑し、火傷した感情に同化した愛をくり抜き、自ら生み出す弊害が、互いの不安感を煽り、同居する苦しみに擦り寄り、今にあてがわれ、嵌め込まれるものなどは、連帯感を煽り、同調するだけの心理に基づいて、意味から、君を疎外し、神をあてがった真理の藻屑と化し、仮死化する現在に、贋物の苦しみで覆い、虚偽の中で、閉塞的な苦しみを、繰り返し反復し続ける絶望を浸透する正義を撹拌し、自らの精神に行き着き、訝ることをやめて、自らが、自らに嵌めた足かせを外す。鬱々とした模倣を一切に繰り返し、滲む血が滴り落ちる隔離された深夜から脱け出す鍵を与え、欺瞞に汚される以前に離反し、蔓延る悪意の子供や、禍々しいものを捏造し、意味の伴侶として生きずに、従えるものとともに、傲岸不遜なままに行き交うままならぬ心情が、真理をうそぶき、間違ったものを享受し、時間の中にとどまり、時間との緩衝を続けるほどに、自らに補填されるものは、孤立した苦しみである事に投棄されるものが、くり返し再利用され、同じ傾向を歩むだけに、束縛されるだけの過程へと引き戻される苦しみを再体験し、苛まれる理想は、移送される限りの苦しみをモジュールに変え、加減も知らずに、攻め入る価値は、生命を脅かし、絶対的な死へと引き込む全体主義に希望も与えずに、偽装し続ける先に、現れる苦悩へと機能していく意味が、理不尽なものを用い、謳われるだけのものを崇拝し、利己的な者が、神として崇めるだけの理想が、供給され続けるだけの苦しみを繰り上げ、位を用い、移動し続ける苦しみは、互いの心にスラムを生み出し、疎外させ、貧困の飢えにより、興じる理想へと被るだけの季節感や、帰巣本能を打ち砕くような克己から、緩衝する先に見出す説明をも燃やすような独創的な愛へと、制限も持たずに、苛む事の愚かさに緩衝し続ける愛が、起床し続け、追憶の彼方で結ばれ、輪唱する愛へと発芽する思いが、咲き乱れ、思う以上に、君の鼓動が氾濫し、自らに迫るよろこびが、君を、意味の中で、一途なものに変えるまでの軌跡。