昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

虚実

空腹を癒やすだけで十分だ、と
複製されるだけの現在に、
ゲリラ的に迫る日常の不平不満や、
負担ばかりだ、と諫める精神が、
正否を求め、
自らの屈辱に耐えている間に、
すべてとは、自らが用いる公平さに騙され、
自らに制限を生む。