昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

意志こそすべて


 回収される思いは、日照りをかかえ、観点をそこない、操縦されるがままに緩慢な自己を浮遊させ、倦怠感をかかえながら、収納されるための明日にかかえこんだ混濁した意識の波形や、迎合されるままに永劫に加速していく枷の果てや、欠ける物語の幼稚なファシズムの彼方で怪訝な者が示すガイダンスに従い、害獣扱いされた日々に回線は混濁し、面影にひしめく粒子や、陰鬱な焦土でインタラクティブにかさなる思い出が枯死し、鮮明な過去などに恫喝され続ける君がおちいる強迫観念や、何かをうらむほどに鬱積していくここから、こじれる後先に生まれる宛先などを燃やし尽くし、昏倒していく果てに迎撃されていく意識は、儚いものを謳いながら、閉じる瞬間に失効していくものがものがたるような隙間におちいる睡魔のやさしさに悶絶し、呼吸法すらも忘れた白昼夢で秩序を捨て、途端に現れるエナジーや、そこで維持するものなどがそそぎこむことばのまやかしがドメスティックに迫り、ファンタジーをかさねる分針や、空虚に補完されるイデオロギーや、軋轢を生み出すだけの街で察知する事柄なども、錯覚を生み出し、今に奪い合うための悲劇を流動させ、流用されるだけのことばが補完するものや、報復を続け、つたない意識が生み出す空間から、空疎な面影を排除する法理の間で介する理由などをいぶかりながら、果然なものほど、裏には憎しみが生まれるの、と恨み出す彼女が偽装していくふがいない事実に正解すらも無くなり、内面性が打ち出す現行などは、ほとんど真実性を失いながら、融合されるための悲劇を加速させ、さいなむ意識にサインインしては、意味を屠るための君の気質は、原始的なカオスを生み出し、偽善的な独裁が迫り、介するほどに狂うようないびつな整合から、書き換えられるだけの世界を保とうと、うとましくからまる秩序や追憶が打ち出す悲劇的な簡素さに巻き込まれる意思的な終わりから、位置的な都市間に破裂していくジレンマに巣くう慢心から、緩慢に作用する痛みをともなうだけの恋から、惰性に現れる正否が持ち出す時代性から、制度をフラクタルに変え、俯瞰を攻め入るような生命的な律動から、流涎して君の領土を欲しがるような愛などは、ただ支配欲と独占欲を埋めるために愛しているなど、とうながすような小さな戦争から、小さな世界は、畜殺されるための犠牲をランダムに孕んで、段々と迫る季節に悔悟をため込むだけの段落にひしめく甘い基礎から、空疎な貧困を生み出す絶え間ない悲劇の紋章から、ここでの行いの能動性を奪うための裁きから、怠慢な者が示すあいまいな示唆から支配されるだけの今に偽装され続ける思いなどが変換し続ける世界の厳寒さに改善されない今に瀰漫していく不満から、不要なものだ、と疎外される汚穢として出迎えられる意味の意思的なまやかしから、呪詛を続ける立体的な教祖どもの卑近な化合物を集めては、短絡的な同化を終えるほどに現れる同族嫌悪から、感応する者すらいなくなり、ここで位置づけられるものだけが、世界を正解にみちびく正義なのです、と正義の犠牲になるものは、悪とはよばれずに、ただ果たされるべき義務のために抑圧され、屠殺されるだけの日々と人々の悲しむが敷衍する暴虐で幼稚な街並みに固執するような正義などは、未だに自らを正当化するための呪詛を続け、祈るほどに増していく快楽と共に、とむらわれるための義務的なギミックから、維持されるために用いられる法により、忌み嫌われる君の意味の奴隷として、あらゆる教育が補完するルサンチマンをかかえた正義などは、所詮は恨みを解消するための復讐を複製し、制限も無く現れる憎悪を餌に、世界を憎悪で染め上げるための正義を偽装しながら、犠牲的な精神は、ニヒリズムにおちいり、自らの正解のために晴らされるものが次々に暴力的に生み出される物事を聡明に買い換えるのだ、と妥当な意味を配するだけの愛をアンテナにし、憎むことだけを補完されるような交換を続けるようなキャピタリズムから、改善されない苦しみを粒状にし、それを飲ませるために大気中を汚染するような悲しみの彼方で疑問すらも捨て去るべきだ、とうながすような独裁的な教育が補完する緩慢な作用を維持するための絶え間ない専横から、戦争状態に陥るために謙譲されるものが、延々と支配するための等差を生み出し、組み込まれた意味の中でしか働きを加えない力を、力として認識するほどに、その力に組み込まれ、自らを醜くし、すべてを見えにくくする。