2019-08-14 悠揚 承認欲求を満たすだけのガラスの子、がらくたみたいな都市が夜になると、アンドロメダみたいで、真理を突き抜けて、まどろむと、羽化する彼女たちには、論理よりも、叙情的ななにかしらが働きかけ、価格よりも、恋に落ちる速度よりも、即席の理由よりも、大切なものを、ゆりかごに入れて、優雅にゆらすことだけが、未熟な欲求を昇華させ、身近なものを温めることを知る。