昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

感触

応用されるだけの動機がフラクタルになり、塗り替えられる記憶や、枢要な価値を踏破し、燃え尽きぬ思いがちぐはぐになりながら、ながめる思いや、なだめる記憶から放たれ、敬うだけの人々が倒錯する理由や、悠揚な史実に剰余する物々しい道理から放たれ、乱立する風景から離れる。強要されるだけの権威を焚きつけ、退廃的な君は思い出からも見放されたからこそ、突き抜けるべきだと、孤独に駆逐されても尚、何度も立ち直り、内積する苦しみを強調するだけの泥土から溢れる綺麗な思いが敷衍し、変化し続ける思いが行為に追従するよりも早く、あいまいな私情が生み出す尊ぶ思いが想起するものが、動機を飛び越え、狡猾な理由や、誘導される君は混淆され、恒常的な苦しみを請け負う鞭毛たる君の屈折した襞に吸い込まれ、時間の皺や、しのびよる苦痛を通過し、つんざく動機を勝訴し続ける思いが証拠にも残らず昇華する。闊達な思いが消費する観念が暴徒に変わり、統合される景色が肩を寄せ合って、互いを思いながら、解消される思いが舗装され、綺麗になった思いにぬいつけられ、恫喝され、模倣され、燃やされるだけの君が畏怖するものが輪唱する空疎な自己を肯定し続ける先に真実すらも超越し、新たな自分すらも飛び越える。