昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愛があるゆえに現れる過ち

なんか勝手に名前与えられて、健気にたずさえる意味に隷属し、らんらんとして、簡単に消費してく日々から逸脱もできずに、出来合いのものを信仰し、わずらわしく集う日々に迫る憎しみなんかがチクチク痛み、記憶は憶測でしか真実や事実を認識しないで、あいまいな記憶に瀰漫する事実は、真実をカタルシスにいたらせずに、センチメンタルなんかにひたり、利己的に支配され、枯渇するだけにいたる意味をひるがえすために、この命は戦い続けるのかと、勝ち目ないとか知らんけど、負けるんかも知らんけど、善悪なんかを越えたあたりに、独善的な者が支配する、加工された答えを蹴散らしながら、軽薄な予言が、解放なんかを宣言する前に、今に愛され、あいまいながらも、かさばる日々が追行する余韻なんかから放たれ、時間に反し、関与する意味なんかを引きずらずに、少しずつズレるんが私やし、ヤケになるんも違うし、賭けに出るんも違うし、失うもんもあるとからあらへんとかでもないし、あらがう先に現れるものが、今を確かに包括なんかして、生活なんかに閉じ込めたりもして、メタファーなんかが迫る暗鬱な過程から、契約なんかを結び、法なんかで加工しよるから、宇宙も退屈な空間でしかなくなるのであり、そこで狡猾に包括するもんが、今を崩壊させるのであり、屈辱に屈従しては、恥やなんやて騒ぎ立てるような猿や、それを狩る人の群れの中になんか生まれてこのかた、居たくもなかったから、独自の理論で物事を追求し、物心ついたころから、哲学や思想に従事し、物事を捉えるためだけに、延々と考究し、窮乏せずに、人が嫌いというよりも、一人を愛しているが故に、なるべく静謐にいたるべく、中空をさまよい、どこかにとどまるようで、絶えず動き回り、理想などを持たずに、矜持や狭域などをなるべく持たずに、モラルなどをうたわずに、ドラスティックに追考し続ける先に現れるものを、そのままに愛する。