昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

融解

傷ついた彼らの互換性。制度にからまる彼女たちの結膜炎。ひろがる青春の余韻がインタラクティブになり、ニセモノの価値を崇める資本主義的な奴らに八つ当たりする人々の幼稚な誘致により、永続的に入る助成金により、支配される僕らの仮面。結び目は固くて、難聴な宇宙がドラスティックに放つ一貫性により、外も内もなく、時間や空間すら無いのだから、無くしたものを追いかけても、至らぬ動機に派生する要因を撲殺する機動隊や、ルサンチマンの犬が統合性を確立するための闘争により、バビロンもルサンチマンも破壊され尽くすような、暴力的なガス抜き。あらゆる疎外感を含めたメタファーが混乱を招き、無重力でリリカルなものを育てては、退廃的なモラルを補完するための身体が悲観的に引き延ばす現実なんてものは、生きているとは言えないし、言い訳ばかりで生きながらえるよりも、昔話に支えられるよりも、するどく今を引き裂くツメを研ぎ、偽装される真意に帰属する豊かさなどは、はびこる悪意により錆び付く今に奇跡だけがあふれて、ふれあうほどに傷つくけれど、どれもが、ドレスアップされ、貪婪な奴らが羨むから苛立つのかと、能動的にえぐる僕の指を舐める彼女の悔悟と、加算されることごとくが健気に統制されては、今に背くこともできずに、今に蓄積する苦悩を捕食するだけの君たちの愉快なつながり。誰よりも速く生きるのが、僕の役目なのかと、加算される義務的な要素に反し、傷だらけの日々に時間なんてものは不必要で、その場で置いていかれるだけの日々に卑劣にまじわるよりも、その場で間延びしている感覚に老け込みたい。