昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

星の汚穢

バチバチ鳴る思い、ナバホ族の人々のビートが降る夜、ガイダンスに反して、自由に仰ぐ静謐な余韻に負荷を加える季節が遠のき、ノスタルジーに敷延してゆく行き先も不明なままに、前へと進み続ける意志だけが快適なものを作り上げ、厳正された時に現れる物語を収斂させて、褥でもだえる君の論理的な橋を渡って、手なずけられた星から逃げ出して、この命を苛むだけの起源から放たれて、奪い合うだけの幼稚な罪から身を守り、退行するだけの精神的な依存度から解き放たれるべく、誰かの語ることなんてものを一切信用しないで、いびつに募る復讐を謳うだけの姿勢を正す。指先からこぼれる制限ない物語が加速して瞬間的な秘密を解き明かし、相対する今に権利なんかを求めず、誰もが豊かに諦めるような受動的なニヒリズムを加速させる仏教的な昇華から、肉体の枷を外し、審美眼を用いて、学び続ける先々で対立し、軋轢に至るまでの力学から、課せられた力の関係に可視化する物事の本質が見え、醜く乖離して行くシステムになんか追従せず、宣言されるものを信用などしないで、ドレスアップされたものに美しさなどはなく、どれもこれもが似たようなものであり、似たようなものをあたかも愛しているかのように仕向けるような宣伝の虜になり、理知的なものすらなく、スラスラと嘘をつく宣伝的なものに占領され、自らの正しさを持たずに、用いられた価値に枷を嵌められ、自らの考えで感じることが愚かなもののように感じているままでは、ままならぬ意思は束縛され、そこかしこで過信を生み、見えない敵を憎むばかりで、即座に抑圧され、有する価値の虜になり、見えにくいものを愛してばかりで、本質的な愛に至らずに、いびつなままの精神の未熟さに肥大化する意思的な規律が亀裂を生み、そこから溢れる自らの悪意に飲み込まれ、自らが生み出す怒りの虜になり、背負わされた意思の奴隷と化し、考えれば考えるほどに、誰かが与えた影響にしか反映されないものの道具と化する。そこでのツールなどにルールはなく、理由すらも喪失し、ただ従うために仕組まれた理想の中でのドラスティックな道具のままで、この生命の汚濁に飲まれ、不自然な死を超克できずに、自らに覆いかぶさる自らの死を乗り越えられずに、徒らに消費されて行く今に機能的に応用しては、答えに巻き込まれ、古い考えに還元されるだけの日々は、自らの欲に依存しているだけで、本質的なものなどは一切見ていないの、だ。