昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

浅薄

君は、ただ、無責任に生きてるだけで良い的なことを語りかけるが、生きてるだけで、辛いこともたくさんあるのに、ただ、押し付けられるだけの綺麗事なんてものを蹴散らして、あらゆる偏見を飛び越え、自らの意思に従い、あらがうほどに増していく力、輝く命は、被害者意識を飛び越え、罪を許容し、自らの女性的な真言、雨音に掴まる蛇やカエルの大合唱、乱立する衝動性を書き込んだスウェードのジャケットに、ピンクのUS企画のコンバース、バビロンから逃げるために、レゲエやグランジを掻き込んだ胃、収斂する先々で照らされ分裂していく虚像、呼応する真理や真実や心因やらが五月蝿く付きまとう帰り道、幽閉された記憶が加速して、宇宙が広がるよりも速く進んでいる内に、自分の背中にぶつかり、また、すべては交わり、始まるのであるし、今あるものを超越して、かんたんに矜持なんか破棄して、でたらめに愛して老ける喜び、馬鹿が支配するからって、君たちも馬鹿になる必要もないのに、怒りにかまけるほどに、自分が、自分ではなくなるまで、奴らは高みの見物であり、何も変わることはなく、圧政を強いられ、圧迫され抑圧された続けた人々は、簡単に操作され、利用され、すべてをむしり取られた後に、搾取を謳ったって、誰も聞く耳を持たず、何も返って来ることなく、なじられ、屠られ、ただの骨や灰になっても尚、虐げられるのであり、真相を突き止めても尚、一個人は、簡単に消去され、正気を失い、垂涎しながら、謳われる希望や自由の残り滓に群がる猿のように、与えたれた顛末を尻目に、又借りしたものが、今にも重荷に変わり、返せない、返せない、と、喘ぐばかりである。