昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

淋しい熱

お前らは、未だテレビに閉じこもっているのか、と、諭す間から、普遍的な敵意や埃なんかが舞い上がり、簡単に人を汚しては、責任逃ればかりしている。あらゆる変化が揺り動かす風、又聞きした恋のテクノロジーに関する枢要なメモだったり、メモリー不足で気絶して、不可思議な夢の中で、屍みたいに動き回る先々では、錯雑とした観念が透徹できずに駆逐され、簡単に消費されるばかりである。全身に音と愛が響いて、ただ、満たされていくだけの空間での果てしない逃走、タナトスクラッチや、抵抗性などが氾濫するネットワークの中、使用済みの人類、制御不能な彼女の怒り、経過に飲み込まれていく今現在や、ゲノムやカーストγ線バーストや、些細な出来事のほとんどが、過去に飲み込まれて、何もなかったことのようにされるための選別やら、成否やらに囲われ、悔悟なんかを謳いながら、明晰なものすら老け込むばかりだし、惰性で引き伸ばした意味や罪が加速して、懐疑的な意味が倫理観なんかを用いて、何も言えなくさせようと仕向ける誰かの命令に従順な傀儡たち、やるせない日常の苦難や至難の数々、カスタムされた意思が、無くした記憶を探しては、彷徨う未熟さに泣いている隙間から溢れる永遠、滲む血や、痩せ細った思い出の墓場、配膳される罪を貪り食う餓鬼たちを尻目に、頑是ない子供のように、ガラクタを集めたり、大義を破棄して、自分勝手に笑う。