昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

反撃

幼稚な答えを吐き出し、うそぶく理念により、加速してゆく視神経、端数の命を集めては、今を網羅する傀儡たち、手当たり次第に破壊を繰り返すだけの、利己的で怠惰な毎日に揺らぎながら、幽体離脱を繰り返したり、勇敢に戦ったり、対比され、利用されたりと、忙しく動き回る観念とか、破壊兵器を持ち出しては、今を悲観したり、監視したりしている間にも、確かさは、加速してゆき、今に引きずる思いから逸脱しては、惰性で引き延ばされた命の幼稚さや、誇大妄想に苦しむ木々たち、直訴をしても、聞く耳すら持たない人間たちは、手当たり次第に使い果たしても、まだ足りないと迫り、動植物を絶滅させても尚、この自分の中で尽きない欲や、派生するアイロニーや、縋り付く君たちの主義に寄りかかるだけの、過程に提携する自己が肥大化しては、宇宙全体を飲み込むまでに成長を遂げては、蝕む彼らの優劣や憂鬱の傘下として、支配されるがままに、あらゆる悲劇により、もたらされる苦しみの端々、理性すらなく、説明すらもなく、漂う意識は、どこにたどり着くわけでもなく、出鱈目に加速しては、曖昧なままに、行きすぎてゆくだけの、幼稚な査定から解放されるためだけに、絶えず戦い続ける今を斡旋するだけの、ファシズムに毒された個人主義的な列に並ばされては、バラバラになった感情を拾い集める旅に出ては、居心地が悪い今から解放されては、些細な出来事をデータ化したり、価値を与えたりと、最たる意味を喪失しても尚、幾らかの可能性に賭けてまでも、戦い続ける先々では衝突が繰り返され、更なる愚行により、狂わされた世界を取り戻すために、更なる戦争を仕掛けるようなゲームの中で、錯綜する自分の忌々しさを解消させるために、すべてを翻してゆく。f:id:jibmfmm:20250531073331j:image