昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

内側

革命とは、自分の内側で起こり、細胞分裂を繰り返しては、利己的な自分を翻し、様々な思惑を昇華させる詩的なリズムにより、絶えず変化を及ぼし、刹那を嬲り、逡巡する後先に平伏すだけの、代用品たる自分との対話、猥雑な座標から生える意識的なもののまやかし、排斥し続けるシステマチックな忘我で、唆される君たちの素っ気ない思い、今にすれ違う動機がカタルシスに至るために、躊躇わずに、君たちを騙しては、義務的なものを持ち出しては、放棄した思い出を量り売りして、生計を立てる老人たち、即座に補完される理由をひけらかす神たちのムード、道化師として生きて、蓄積する苦悩を羽ばたかせて、バビロンが謳う価値から逃げ出し、惰性な面影から生える気配や、軽薄な意味を忍ばせた結末から生まれる偶像や、飛躍し続ける先々で衝突を繰り返しては、訂正されるだけの週末、君たちの薄気味悪い始まりにそぐうものだけが、今に交わり、慢性的な憎しみが生み出した泥濘に嵌り、蔓延る答えや、拘泥するだけの欠如、統制されるだけの日々、この、孤独を噛み締めるほどに、生まれたセオリーを超越して、厭世観で蹲る子供たちの背中に現れた確執のようなものや、何も改善されずに、限界を迎えた世界から解放され、強要される過ちの数々により幽閉され、焼かれた海馬をぼんやりと眺める彼女、制限ばかりを生み出して、今を踏み台にする幼稚な奴ら、やつれた顔をしては、苦しみばかりを生み出し、奪い合うだけの日々、ぷくぷくと太った感情を退け、体制に媚びへつらい、平然と裏切るだけの輩や、焼け爛れた心、浪費するほどに、増して行く虚しさが加速しては、改ざんされる過ち、街中に綻びが生まれるから、その綻びが生み出した穴を、必死に埋めようと縫い付け、健全なものすら無くなり、自らの内外で果てる理由が流出し、領土を奪い合うだけの、幼稚な戦争の終わり。f:id:jibmfmm:20250530083938j:image