昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

戯れ

胡散臭い春に蝕む思い出を退け、不純な動機にのしかかる君や、期待感を孕んでは、ランダムな今朝に群がる記憶を昇華させるために、躊躇わずに書き換え、回転する意味や、俯瞰を飲み込む大きな口や、ニヒリズムに食い込む惰性な季節に織り込まれてゆく答えの肉片や、そこかしこで、腐敗してゆく政治的なものや、あらゆる基礎の化合物や、群像に蕩けてゆく故に、今に跪いては、意識的な飢えを取り除くために、戦い続けては、手懐けられずに、乱立する答えの最中、定めるべき意味も損なわれては、理性すらもなく、スラスラと嘘をつきながら、リセット癖が治らない彼女のストーカーたち、立場を利用し、今に裁かれるばかりで、何ら正しい事すらないのに、あたかも、正しい者のフリをして、瑣末な状況に圧壊するだけの、忌々しい現実から逃れるために、超越するために、擦り寄る過程や、そこかしこに生まれる過信や、懐疑的な日常に備わる惰性な結末に、押し寄せる意味や罪が食い込み、身動きも取られずに今に平伏し、絶えず襲いかかる苦痛のようなものを模倣し、モラルが云々と付きまとう過程から、加速する理由が枷に変わり、吐瀉する現実を漁る家庭的な憎しみが、延々と自らの内部に連なり、現時点に迫る厭世観や、真理を照らす月明かりの下で、崩壊してゆく精神をぼんやりと眺めては、陰鬱な焦土に響く滅びのメロディー、みんなは、依然として、戦争が大好きだから、堕落し腐敗した権力の最中を、魚みたいに泳いでは、大きな鯨の口に吸い込まれ、胃酸で溶けるまでの、出鱈目な歓喜の中で、対価なんかを求めるから、戦争をやめられないのだ、と苛立つ私は放置して、不死鳥に乗り飛び回り、この、永遠性に訪れる反発やら、合成された結末に食い込む所以が、深まる闇を吸い込んで、ただただ、明るく照らす太陽になりたいのであると、点滅する信号や、明滅する狂気。f:id:jibmfmm:20250601082132j:image