昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

瞬間

延焼してゆく真実、空白を埋め尽くす論理や、リアリティを排除し、刹那を食べ尽くすゾンビ化した人類、コードを書き換え、暗澹とした現在に発生する理由に擦り寄る過程、軽快なリズムを発生させながら、駆け抜けてゆく車や、悔悟を溜め込む奴らの大義を駆逐し、背景を弄る道理や、狂気を溜め込んでゆく人々のビート、厭世観により果てる過程や、警醒のために、日夜続けて来た努力や、屈折した意識にあげる水、淘汰されてしまう結末や、迎合されるだけの日々、堕落したりフラクタルであったり、絆だったりを利用し、流動的だったり、敵愾心を燃やし、すれ違ったりしながら、萎びた意味や、放つ理由や、統制され、問いただす事もやめてしまった後に、平伏すだけの、低劣な関係性や、数多の意味を堆積させては、求めるだけの日々にめり込む過ちや怒り、機械的な発色や、配線を引きちぎる猿の群れ、コンソールや無限性や制度の波形、感染症に苦しむ足指や、湯船に浸かる疲れた身体、ちぐはぐな決済の後や、迫る動機や、強制されるたびに訪れる誤り、高尚さもなく、定めもなく、彷徨うだけの過程や、理由を撒き散らすだけの五月蝿い口を縫い付け、義務感だけに苛まれている生活から逸脱し、脱色を繰り返す彼女たちの承認欲求に蹲る幼い頃の自分を、解放するために、精神分析を続けて、懈怠したり、結界をはったり、嘘をついたり、見過ごしたり、見窄らしい今を搾取する役人たちや、立場を利用し、君を支配する正義や、犠牲になれば、君は英雄として崇められるだとかと嘯きながら、ないがしろにされるだけの生命や、腐敗してゆくだけの、誤りばかりの街、間違ったり、曲がったりしながら、生きながらえて来たのだとかと、拡散しながら、独善的な正しさを撒き散らすウイルスのような輩から逃げ出す。f:id:jibmfmm:20250504031013j:image